元は会津藩の藩外不出の秘技・御留技（おとめわざ、と読む。なんかおとボクには相応しい名前に思えるなあ）。大正中期に、大東流合気武術となった。

瑞穂が誘拐犯４人と戦ったとき関節技を主体とした戦い方をしていたので、おそらく合気道を使ったものと思われる。
基本的にぶつかり合わず、相手の技を無効にする武術なので体格で劣る瑞穂には適していたのだろう。
また、３人目のスタンガン使いや、４人目のナイフ使いで、素手の瑞穂が戦えたのは、合気道の「短刀乱取り」をやっていた所為かもしれない。
流派の推測までは出来ないが、やたらと実践的に思えたので……まさか、自衛隊拳法？

夏場は、奏がブレンドしたアイスティーが飲み物として出される。
アイスティーは、お湯で出して氷で冷やすのと、一晩かけて水出しで作る二通りの方法があるが、ある程度の量を作っているようなので、水出しの方かと思われる。

瑞穂は、これが学院内を飛んでいるのを見かけて東京都内には思えないと思った。

……そうか？
ギンヤンマとかなら兎も角、赤とんぼ（アキアカネ）くらいなら、普通に見かけるような……。

瑞穂の可愛い発言に照れる由佳里をみて、一子が思ったこと。
こうした、攻撃でどのヒロインも落ちていくんだろうなあ……。

一子「う〜ん、お姉さまも少しはその手の発言は気をつけた方が良いと思うのですが……」

そりゃ乙女化が進行しちゃった瑞穂ちゃんには無理だ。

そういや、一度もそんなシーンお目にかかれなかったな。
……礼拝？
カソリックにも礼拝ってあるのかな……？

ドジっ娘の基本スキル。おとボクでは、奏がそのスキルを取得している。

それってどうなんだろう…右足に左足が引っ掛かったりしているんだろうか………。

や、流石にそこまでは……きっと歩くときにつま先が下がりがちで、床に引っかいているものと思われる。

奏「その、奏に歩き方を教えていただきたいのですよ〜！」

で、瑞穂に歩き方を教えてもらうことになる。奏は２年後にエルダーになる可能性があるので、ここで歩き方を覚えておいて正解だったろう。

処女はお姉さまに恋してる、紫苑ルートでの８話のタイトル。

まりやが、瑞穂と離れて気持ちを整理させて出た答え。
みんなの為に頑張る瑞穂見ることがとても辛いことから気づいてしまった。

犯人が普通の人だと推理も簡単に出来るが、頭がおかしかったりすると奇妙な犯行をしたり、予想外の行動を取ったりするので話的に深い謎と派手さが出せる（解説：周防院奏）

由佳里「な、なるほど……」

と由佳里も納得。さすが次期演劇部長。
もう少し自信がもてれば、圭に続いての新入生部長でも良かったかもしれん。

心霊写真ってのは、大抵、手が一本多いとか、後ろの建物の窓ガラスに顔が写ってるとかなのだが……一子、前に出すぎ……。

緋紗子「あら……？ 今何か、妙なものが写っていたような……？」

あとで、確認して大騒ぎになりそうな気がします。

インドのアッサム地方で取れる紅茶。ダージリンでは中国種を使っているが、こちらはアッサム種と呼ばれる茶葉を使っており、独特の強い味わいがある。そのため、ミルクティーに向きやすい。
学院祭のティールームでは、シフォンと併せてミルクティーとして出していた。

紫苑の得意技。
相手の顔を胸に埋める事で窒息に導く。
奏が被害にあう。

降誕祭のミサの帰り道に、瑞穂は一人の少女と遭遇する。

少女「私は、いつまでも……祈っていますから」
瑞穂「母………様……………？」
僕の言葉にその人はやさしく微笑むと……すっと消えていった………。
幸穂「一子を……ありがとう、瑞穂」
瑞穂「母様………」
いつの間にか、僕の眼からは涙がこぼれ落ちていた………。

一子の魂は無事に天に昇り『お姉さま』と再会できたのだろう。

緋紗子先生の素直な疑問。
瑞穂はダメージ大。

この世の全ての物には霊魂があるという考え方。
ゲーム本編では、アニミズムを原初宗教と云っていたが、アニミズムを直訳した場合は、霊魂主義となる。
後の全ての宗教・魔術の基礎となった物で、原初宗教という字を圭は使ったようだ。

ギリシャ神話の恋と美の女神。英語ではヴィーナス。
紫苑は、常にアフロディテに見られていることを意識して歩くといいと奏に助言した。
それは、実にクリスチャンらしい教え方ですね（でも、にわかだったよなあ）

ステップの組み合わせ＝フィガー
フィガー連続による構成＝ルーティン
ルーティンの組み合わせ＝アマルガメーション

という感じで、長い組み合わせの様だ。
瑞穂とまりやがダンスパーティーでやってみせた。
「先生の」という形容が付いたと云うことは、まりやと瑞穂の共通の先生から教わった組み合わせなのだろう。
今でも定期的にやっているというまりやはともかく、子供の頃に以来のはずの瑞穂は
よく覚えていられたなあ……。

処女はお姉さまに恋してる、おまけシナリオ２の話。
圭と美智子の絡みの話。学院際での生徒会主催での劇の裏話など。

一子「いいなあ…私もお姉さまと身体の洗いっこしたいですぅ……」
瑞穂「そうね……お湯とスポンジが一子ちゃんの身体を通り抜けなければね………」
一子「ううっ……お姉さまのいけず〜〜！ です………」

スク水を着てもらって、それに石鹸……だめじゃん。

瑞穂の机に積まれたチョコをみて緋紗子先生は、こう思った。
机一杯に１ｍほど積まれていたらしい。
下の方のは潰れてるんじゃ無かろうか？

一子ちゃんとベッドで寝ている理由。
ある意味もなにも無いような気がするが……。
しかし、幽霊だからと納得したまりやだが……別に普通にやることはやれるわけで、一緒に寝ていい理由にはいまいちなってないような気はする。

徐々に行動可能範囲が広くなる一子をみて瑞穂が思った。
だが、地縛の力が弱まっている為と思えるので、ある意味レベルダウン。

瑞穂と紫苑が奏の歩き方をみて指導した。
良く転ぶので、綺麗な歩き方になりたい。という理由から。

圭の無表情さは、実は広義の精神疾患になるようだ。

圭「お芝居なら出来るし、肉体的な刺激にも反応できるけど……感情が上手く表に出ないのよね。自分を眺めている自分がいる感じって云うのかしら」

と云うことで、「離人神経症」辺りが疑われる。演劇を通して治そうとしているのは、洞察療法の一種かと思われるので……まあ、あまり気にはしないで良いだろう。

究極のハンバーグ完成間近に世を去った、ハンブルグ在住アルブレヒトさん（享年５４歳）
由佳里の右肩にそんな人がいる（解説：小鳥遊圭）

奏を悲しませてしまった瑞穂が取った行動。
慌てている割には、冷静に判断して、それに成功しているようで。咄嗟の判断・状況回避能力の高さを伺わせる。

云ってない、「あん」なんて僕は断じて云ってない……。

……なんだこの項目は。

突然、圭が瑞穂に向かって云ったこと。

瑞穂「……圭さん、それは挨拶じゃありません」
圭「……それが解る瑞穂さんも、なかなかです」

クトゥルー神話に出てくる召還呪文の一節のようだ……。オカルト入ってる圭はしっていても不思議ではないとして、無趣味と自負する瑞穂が知っているのは意外。ひそかにクトゥルー神話は好きなのだろうか？

きりっとした顔を作り、なんとか落ち込まないようにする瑞穂。

瑞穂「や、やっぱりダメだ………うう、僕は…僕はっ………」

残念。
……というか、可愛い。
……。
ＯＴＬ

と云われた時は、大体悪いことを聞かれている。

中島先生の決め台詞だったのだが、結構、広く使われている。
圭が瑞穂に使っていったが……まあ、十中八九、一子がらみ。
封印を解いたことか、一緒に寝たことか……。

陸上を続けるべきか、止めるべきか悩み続ける由佳里に一子が云った言葉。

一子「由佳里ちゃんはまだ生きているのですから、生きているうちには、やりたいことをやった方が絶対良いに決まっているのです！ もう死んじゃってる私が云うんですから、これは１２０％間違いないんですよ？」

この言葉で、やっと由佳里は吹っ切れることが出来た。

一子「ぎゅーって、抱いて寝るんです。あ、お姉さまをじゃないですよ？ 一子を抱いて下さいね？」
瑞穂「それ……刑なの？」

まあ、一子が相手では刑にはならなそう。
相手によってはそうなる可能性もあるだろう……。

瑞穂「そんな刑なら、喜んで……って、一子ちゃん、生きてるの？」

なんか、最近、瑞穂ちゃんのツッコミがきついな。

奏の処分に対する異議で瑞穂達が出した。


　　　　　　　　　　異議申立書

十月八日付の周防院奏に対する生徒会の指導に
対し、異議を唱える旨、ここに申し立てるものである。

一、基準の不明確な校則違反に対する
　　当該生徒への指導取り下げのこと
一、当該取り締まりに対する基準の所在の
　　明確化
　　　　　　　　　　　　　　　　以上。
　　　　　　　　　　　　　　　十月九日
　　　　　　　　　　　　代表者　宮小路瑞穂
　　　　　　　　　　　　賛同者　御門まりや
　　　　　　　　　　　　　同　　十条紫苑


　亦、代表者は当該申し立てについての賛同者を募って
いる。詳細に関しては代表者並びに賛同者に説明の
用意があるので、是非ご質問頂けるようにお願いしたい。

という内容。ちなみに、「亦」は「また」と読む。
参考までに戒告の方はというと……

　　　　　　　　　　戒告

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　周防院奏
右の生徒は通学に際し華美な装飾品で身を
飾り、校内の風紀を乱れを呼ぶ虞がある。よって
生徒会長の権限に於いてこれを止めるように指導
するものとする。

　　　　　　　　　　　　　　十月八日
　　　　　　　　　　　　　恵泉女学院生徒会会長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厳島貴子

「虞」は、「おそれ」と読む。読み取りにくいから難しい漢字を使わないで貰いたい……。
あと、会長。「風紀を乱れを」ではなく「風紀の乱れを」だと思います。

陸上部員。ある日の朝練では前半飛ばしすぎで後半バテ気味だった。

生徒会室の前に設置されている。
まあ、置いてあるところは多いが。たいてい、ごみ等を放り込まれまともに機能することは稀なのだが……。さすがにお嬢様学校の恵泉は上手く機能しているようだ。

文字通り、違う種族との結婚。
海外ではわりとある話で、ハッピーエンドになることもあるが、日本ではバッドエンドのことが多く、異種婚には厳しい国ではある。
先生と生徒とのセックスを緋紗子が例えた……。
や、先生。ちょっと苦しくないですか？

一子「おおおお姉さまっ、指がっ！ 指が指がティーポットをつかめません！ あーん！」
瑞穂「それは、まあ……幽霊だものねえ……」
一子「こ、これじゃお姉さまのお役に立てませ〜ん！ 運命のいじわるぅ〜っ！！」
それにしても…僕にはしがみつけるのに、ポットはだめなのか……。

一個は、幽体、つまりアストラル体で、物理法則からは開放されたため物をつかむ事は出来ない。
瑞穂にしがみつけるのは、瑞穂もアストラル体を持っているから。

や、それ、イメージが違いすぎますから。

ポルターガイストやラップ音が発生する（推理：宮小路瑞穂）
何気に迷惑だな。
坊さんに封印された理由は後に否定されるが、夏休みの間ガタガタはしていたようなので、これも一因ではある模様。

ダンスパーティーをこっそりと見に行こうとした一子だが、失敗してしまった。

お祭り大好きの一子ちゃんにしては珍しいなあ……。

確かに珍しい。ひょっとしたら一子に何か……。

一子「えっとその……ね、寝てました………」
………訂正。とっても一子ちゃんらしいや。

……。

一子が味の想像が出来ない例えとして出した。
……かなり食べたかったようだ。
トリップするほど食べて見たがっていたようなのだが……結局、ゲーム本編では食べられなかったようだ。
おまけシナリオの更におまけで、やっと食べることが出来た。

一子「いちご…大福も……とっても美味しいのですが……、それよりも、お二人がお優しいのが…とっても、とっても嬉しくて…っく、う…うぅ……」

……シナリオさん、本編でちゃんと食べさせてあげましょうよ……。

奏がいちごクリーム入りもみじ饅頭を食べているのをみて、まりやは……

まりや「……きっと奏ちゃんなら、いちごもみじをいちご紅茶で食べられるに違いないわね……」

と思った。

ストロベリーというフレーバーティーは存在するが、香りがイチゴというだけで、甘い紅茶という訳ではない。ので、別に普通に食べられるだろう。蜂蜜などを入れなければ。
ちょっと濃い目にだして、ミルクティーにしてもお勧め。

瑞穂がまりやとエッチしていると、次々に更新されていくもの。

両足を開いて腰を突き出しながら身悶えしているまりやは、今まで見た中で一番いやらしくて、泣きそうな顔が一番可愛かった……なんか、どんどんまりやの「一番可愛い顔」が記録更新していく感じだ。

普通に、一番エッチな顔が更新されているだけのような気もするが……。奏シナリオでも思ったのだが、瑞穂って相手がエッチっぽいってのだけで満足しちゃうのか？

一子が消えるときに、由佳里にとっておきの魔法を仕掛けること。
その魔法とは……。

一子「いいですか…？ この魔法が掛かったら、由佳里ちゃんは一目散にお姉さまのところへ走っていくのです……それで、ちゃんと云うんですよ…『あなたが好きです。大好きです』って………ね？」

こうしておけば、由佳里は瑞穂の所へ駆け込み、あとは瑞穂がなんとかしてくれるだろう、という一子の考えなのだろう。
瑞穂からは、「ひどい悪戯」や「最後のお節介」などと云っている。

感動的なシーンなのだが、今までの癖で「一子ちゃん、もう死んでるから」と突っ込みを入れたくなるのが、かなしい性。

貴子の父。
経営に対して辣腕であるがワンマンでまったく家庭を顧みない人（解説：厳島貴子）

ヒロインの一人で、恵泉の現生徒会長。
ほぼエルダーの座は確実にしていたところを、瑞穂の転入によって台無しになる。
厳島グループの令嬢だが、本人はその家は嫌いのようで、貴子ENDとまりやEND、紫苑ENDで厳島の家を出ていることを確認。きっと、全ENDで家を出ているだろう。
エルダーに妙に拘っていたようで、それを瑞穂も気にしていたが……。

ええ…ですから私、お姫様を護る騎士役を買って出ようと思いましたの……初めてあの人にお逢いした時に

なんてのが影響しているのかもしれない。

身長：165ｃｍ　誕生日：11/16　血液型：Ｂ

演劇部の今年の学院際での出し物。
人気の女流脚本家が学生時代に書いた処女作。
月の魔法で女の子にしてもらった桜の樹が、人間の男の子に恋をする話。

桜の樹が人間に……というと、それ散るが浮かんできてしまう……。

一子が云うともの凄く説得力がある台詞。
命が全てのもとだから、生命の危機を冒すような真似は避けよ、という意味。
「命あっての物種、畑あっての種芋」と続けることもある。

瑞穂「そ、そうね…確かに……」

うーん、一子の幽霊然としてないところ見ると、説得力があるんだかないんだか、わからないな。

くいっ、くいっ
その瞬間、誰かに袖を引かれた。
瑞穂「ん………？」
貴子「……………………」
瑞穂「た……貴子さん？！」

ぐあっ、そこには頬を膨らませて拗ねる貴子さんがっ……。
かあいい、かあい過ぎる……。

処女はお姉さまに恋してる、奏・貴子ルートでの８話のタイトル。

気絶した貴子を運ぼうとする瑞穂ちゃんだが……そんな状態に。
……。
このシーンで可愛いと思ったら、もう引き返せないかな　ＯＴＬ

あまり日本では見られないアクションだが、ここでは紫苑、まりや、緋紗子先生、圭が見せてくれる。一子もやったみたいだが……上手く出来たのか。
乙女化が進むと瑞穂も見せてくれる。
……練習したのかな？

部屋に篭ってしまった由佳里に会おうとした一子が云った言葉。

……の、呪えるのか？

瑞穂ちゃん、手伝ってあげるから、その台詞で涙目はやめて……。
……。
かあいい……。
ＯＴＬ

生徒会での書記。
４人しかいないので一人一役というのが厳しいところ。殆どが書記以外の仕事をしているだろう。

苗字が公開されたのは良いが、全く読めなかった所、刹那さんより、「うきつかなこ」との情報を頂きました。ありがとうございます。
しかし、奇怪な苗字だ……。

ドア側の席に座っていて、来客の引き継ぎをする役割の人。Ａ組では、美智子が担当。
全クラスの受付嬢が揃うと人間関係の情報は筒抜けになって怖いもの無し、と云う話があるらしい。

瑞穂父は幸穂の非人間的なまでの完璧さから『宇宙人』という形容を使った。


おとボクとは全く関係ない話で申し訳ないが、個人的には宇宙人という言葉が嫌い。
地球外の星に住んでいる『人』を差すなら、『異星人』と云うべき。
や、まったくの個人的愚痴ですまん。

世界3大銘茶の1つ。渋みが強く、サロメチールの香りもするため、甘めのお菓子との組み合わせによい。
学院祭のティールームでは、フォンダンショコラと併せて出していた。
値段は低めで、サロメチール香が苦手でなければ勧めやすい。
ところで、ウバは、クォリティシーズン（一番美味しいのが取れる季節）が８〜９月なのでちょうど学院祭の時期にはクォリティ物が届いたのではないかと推察。

あ、まりやの何かが壊れてる……。

太宰治だろうか？
意外と一子って頭は悪くない、というか良い方なのかも、という気がしてきた。

よくあたる占いの本があるということで、一子は由佳里のところへ行った。

奏「………ゆ、幽霊さんにも、占い…当たるのです？」

手相などは透けていて見えにくいかもしれないがなんとかなりそう。ただし、生年月日などを使うタイプの占いは、ひょっとしたら死亡日などで占わないといけないのかも知れない。
年齢を使うときも、「生きていれば」の年齢なのか、死亡してからの年齢なのか、享年なのか、悩む。
前途は多難のようだ。

一子は、自分の死後、幸穂が号泣したという話を聞いて、嬉しいと思わずにはいられなかったようだ。

一子「……嬉しかったんです。嬉しかったんですよ私。あの人が…『お姉さま』が『号泣』したって……そう聞いて」
一子「そんなの最悪じゃありませんか……でも……でも、嬉しいって思うことがやめられなかったんです。最低だって思っても……でも………！」

それを聞いていた貴子は……。

貴子「それは当たり前です……当たり前の感情なんですよ……。心の形は『悪い』などと云う言葉で片付けられるものではないんです……だって、そうなってしまうのですから」

と一子を宥めた。

まりやは、瑞穂をエルダーにするために噂を利用した。

まりや「噂にはすでに大っきな尾ひれが付いて、宮小路瑞穂が如何に人格的美点に溢れた才女であるか、という宇宙的なスケールにまで壮大になっているわけよ」

得意そうに云うが、噂は思わぬ方向に転換することがあるので、これは偶々上手く行ったに過ぎないと思ったほうがいいだろう。

授業後に紫苑が授業の内容について訊ねたときの、瑞穂の答えにこれが含まれていた。
いままで、中学レベルの内容しか出てなくて、非常に不安な恵泉のカリキュラムでしたが、やっと高校レベルになりました。
しかし、最上級生なので、エネルギー保存の法則に進化してもらいたかったところ。
これまでのところから、考えると、中学の高学年から高校の低学年あたりを押さえている学校なのだろうか？
エスカレーター式の人は兎も角、外部受験の人は大学に行けるのか、ちょっと心配。

瑞穂、紫苑、まりや、圭、美智子のメンバーで映画を見に行くことになる。
上映タイトルは以下の通り。
『或る愛の詩』
　ヤクザの抗争に巻き込まれたチンピラの主人公が、外国から不法入国してきた女の子を連れて逃避行をするっていう話
『ウェービングストーリー』
　女子校生二人組がアパレル業界を目指すという青春物語
『ストレイライト・ラン』
　近未来風味のサイコ・サスペンス
『クリムゾン』
　アクション映画（焼きビーフン食べながら銃撃戦）
『呪縛』
　ホラー映画

　その後、由佳里や奏といくときは、『或る愛の詩』が終わっていて、『アーカム』というのが始まっている。内容は奏によるとタイトルからして、ホラー物。だそうだ。

スクリーンの中央を白や黄色をすばやく切り替えて上映の雰囲気を出しているが……。
これはいわゆる、「ポケモンショックエフェクト」なのではないか？　じっと見ないことをお勧め……というか、正直、止めて欲しい。

由佳里を心配するあまり、ぐったりげっそりとしているまりやの台詞。

そう云いながら、科白は全部ひらがなだ。

や、瑞穂ちゃん。そこでテキストを読まれても困るから。

この後もまりやは、食券一列分全部買ったり、散々な状態だった。

エウリデュケーを失ったオルフェウスは、黄泉の国へ行き、エウリデュケーを連れ帰りたい、と願い出た。
二人が地上へ帰りつくまで、ふりむいてはならない、という条件で願いを受け入れてもらい、もう少しで地上へ着こうかというとき、「大丈夫かい？」と振り返ってしまい、黄泉の国へ戻されてしまった。
という話。

先に言って欲しいというまりやの前を瑞穂が歩いていると、こんな気分になる。

で、件の話はギリシア神話だが、日本神話でも、伊耶那岐が死んだ伊耶那美を連れ戻そうと黄泉の国へ向かうという話がある。こちらも失敗。
死んだものは生き返らない、とう教えの表れなのだろうか？

一子「………はい」

慌てるほか無かった瑞穂と違って、冷静に話を聞きつつ適当なところでストップをかけた幸穂は只者ではない。
で、一子もまた、ぴたっと止まったな。

圭が瑞穂に送るチョコレート案その２。
きっと怪しげな文字が刻まれ、怪しげな魔術が込められている

瑞穂ちゃん、何をする気ですか……。

恵泉の制度。
『手本となる最上級生を生徒達自らが選出する』という目的のためにある制度で、年に一回、六月末に生徒たちによる選考委員会から発表される最高の栄誉。
全生徒による投票・推薦で75％以上に到達することが条件で、到達しない場合は不在となる。得票委任制度（勝手に命名）により、票を譲ることが出来る為、ほぼ毎年エルダーは誕生しているらしい。
本来は受賞者を勇気づけるためにある称号。
ゲーム中に判明したエルダーは……。

宮小路幸穂
十条紫苑（七十一代）
宮小路瑞穂（七十二代）
周防院奏（七十四代？）

という所か。梶浦緋紗子も「お姉さま」と呼ばれていたので、可能性はあるが確信出来るほどの情報も無かったので保留。

受験に合格したという瑞穂に、一子は自分のことの様に喜んだ。

一子「さっすがお姉さまですっ！ エルダーシスターは伊達じゃないですっ！ 隕石だって受け止めて見せちゃいますよぅっ！」
瑞穂「もう、一子ちゃん…相変わらずわけが分からないわね……」

なんか元ネタかなにか有りそうで……やっぱあった。（hieroさん他多数の指摘どうもです）……個人的には一子ちゃんのネタはわかりにくい……。

というか、瑞穂ちゃんは単願だったのだろうか？

紫苑に強引にリード（？）され、なし崩し的に廊下でダンスを踊り始める、瑞穂と紫苑。

美智子「で、いつまで踊ってるんですか？ お二人とも？」
紫苑「あら……」
気が付くと、周りには黒山の人だかりが出来ていた……。

あら、じゃなくて狙ってますよね、紫苑さま？

だから、そういう面白そうなイベントは、ちゃんとテキスト化して下さい……。
慣れない相談に戸惑う瑞穂ちゃん、見てみたかったのですよ……。

朝起きたときに、髪がほつれていると、夢の妖精の仕業だと云われており、これをエルフロックと呼んだ。エルフとは気まぐれな妖精なので、良いこと悪いこと問わずに様々ないたずらを行うが、これもその一つと思われる。

子供の頃に、まりやと瑞穂が寝ていたときに、二人分の髪が絡まるエルフロックが起きてしまった。
その後、まりやは図書館でエルフロックを調べて、エルフロックを解いてしまったからもう瑞穂とは結ばれないと思いこみ泣いてしまったようだ。

エルフ方々はそんなまりやを見て笑っている者と思われる。
（この場合のエルフは、指輪物語以降のヒューマノイド的なエルフではなく、妖精としてのエルフです。念のため）

二月に開催され、演劇部が出場。入場は無料。

学院際で演劇部は、当然劇を披露する。
去年は、満州での中国人女性と日本軍人の逃避行の話で
今年は、イノセント・ガーデンという話

紫苑が感じ取れるらしいもの。
人体から発する霊的な放射体のことで、体を取り巻く数センチから１ｍほどの厚みの光の雲として見ることが出来る。
すべての生物はオーラを発するが、人間の場合、健康度、精神力に応じて色彩が変化したり、まだらになったりする。

瑞穂の取り合いを、貴子とまりやでやっているのをみて、由佳里が思い出したこと。
子供の親権をめぐって競い合った両親が、お互いに腕を引っ張り合ったときに、「痛い」といった子供をみて、慌てて手を離した方に親権を渡した。

紫苑「ですが、この場合はどちらも親ではありませんから、瑞穂さんが痛いと云っても、手は離しませんわよ？」

瑞穂ちゃん、南無。

メルティーメルヘンか、をい。
ってツンデレラはその１８番。

瑞穂が子供の頃、その椅子をみると涙が出てしまい、そのまま泣き疲れて寝てしまうことがあったらしい。
これは、幸穂が生前に瑞穂を抱いて良く座っていたもの。

この話から、瑞穂は辛いことや悲しい想い出は消したり出来なく、それを抱えていかなければならないと奏に語った。

まりや、奏、由佳里のメンバーが瑞穂のクラスに来たのをうけ、紫苑、圭、美智子まで加わりだした、結局クラス中を巻き込んで、終わった時には……。

緋紗子「………それで、この大会議場みたいな机の配置は何なのかしら？」

きっと、全ての並べて円形にしたものと思われる。

ヒロインと特に結びつかなかった場合、一子は昇天の手段が分からずに瑞穂に着いていくことになる。
幸穂の思い出に触れることは出来ると思うが……瑞穂父や楓さん達とはうまくやっていけるのだろうか……。


まあ、そんな些細な問題より、まりやシナリオで一子は……

一子「私は記憶と感情だけの存在…そして、それを閉じこめる身体を持たない以上、私はわずかずつ拡散していくしかないのです」
一子「いつか…私は誰のことも、自分のこともきっと解らなくなる。だから、そうなってしまう前に、私も未来に進もうと思いました」

と云っているので、結局、問題を先送りにしただけのような気もするが……。まあ、２２年でそんな変わってない気がするので、数百年は平気なのかもしれん。

紫苑ルートで、瑞穂の正体をしった貴子が瑞穂の事を公にしない理由。

貴子「……表向きには、全校の代表たるエルダーが男だった、なんて……体裁が悪すぎるから隠したいだけです」

あ、瑞穂ちゃん、落ち込んじゃった。

貴子「本当は……男嫌いな私の、ファーストキッスの相手だから…なんて、口が裂けても云いませんけどね」

……。
かあいい……。

プレゼントをあげられなかった一子のプレゼントは……自分自身。

一子「えっと……一子は幽霊三等兵でチョコレートを作れませんので…一子がお姉さまへのヴァレンタイン・デーのプレゼントでーすっ！」

何をやるのかと思えばこれだったのね……まあ、食後の運動に良いのではないだろうか。

瑞穂「……じゃあ、有り難くいただきます」

瑞穂ちゃんも結構、嬉しそうだし。これはこれで良さそうだ。

いや、みたい…じゃなくて……

普通に犯してます。

ゲーム中では弁当を食べ、リアルでは煙草を吸う場所だが。恵泉では屋上利用率はきわめて低い。
その所為か内緒話などの場所に使われている模様。
紫苑は、ここから部活動の様子を見ている。

うーろんがましい、と読めてしまう……。

デパートの食堂にはよくあるメニュー。
紫苑は子供の頃食べたがっていたが、親の躾が厳しく食べることが出来なかった。
今食べてもおいしく感じられるかも、と紫苑は云っていたが、お子様ランチは採算のとれないメニューであるため、大抵は大人が食べることは禁止されている。
十条家には厳しいかもしれないが、まりやや貴子あたり、子供の頃でも、三ツ星レストランあたりの、お子様ランチでも食べていたかもしれない。
紫苑が望んでいるものとは違うだろうが。

由佳里が実家から持ってきたもの。
寮母さんがいないので夕食にしようと思った。

和食好きな瑞穂ちゃんは、内心喜んだのでは？　と思うが、そのあと、お好み焼きセットはどうしたんだろう。一食の為だけに持ってきたのか？　つーか、体力あるな。

やっぱりあるのか……。
瑞穂がどんな返事をしているのか、非常に気になるところ。

とりあえず、お嬢さまが使うような言葉遣い……という事でいいんだろうか？
丁寧語・尊敬語・謙譲語という日本特有の言葉遣いは必須なので、外人には辛いだろう。
おとボクの世界では、基本的にこの言葉遣いになる。
瑞穂はもともとしつけが良かった為か、すぐに慣れるが、プレイヤーも下手をすると感染してチャットやコメントなどがお嬢さま言葉になってしまう。

風邪ダウンの瑞穂にまりやが、奏・由佳里の両名に頼んだ。

奏「お姉さま、お召し上がりになったらお体をお拭きするのですよ〜」
瑞穂「ええ……えっ？」

が、突然、瑞穂に襲い掛かる難関・その３へ。
紫苑の乱入によりクリア。

絶頂に達したのと同時に失禁してしまった奏によって、濡れてしまったシーツを選択するための作戦。
そして、案の定というか、まりやに遭遇する。

奏「ふぁっ…………ふぁっくちゅ……！！」

奏ちゃん、それはあまりにもお約束です。

僕が奏ちゃんの口から手を離すと、奏ちゃんが大きく息を吐く。いけない…鼻も一緒に塞いでた？！

瑞穂ちゃん、奏ちゃんを亡き者にする気ですか？（ｗ

まりやは、由佳里がこんなミスをしないようにマリアに祈った。
おたんこなす＝のろま。まぬけ。
あんぽんたん＝おろか者。

つまり、抜けないように……という事だろうか？
ちなみに、あんぽんたんは、漢字で「安本丹」と書くらしい。

映画『ウェービング・ストーリー』で、ラストシーンでの内部描写。

『……ロンドンに向かって青空をすっ飛んでいくジェット機を眺めながら、わたしはそっと、心の中で思ってしまった』
『墜ちてしまえ、アホ』

や、途中、どんな経緯があったのか知らないが、それは酷いんじゃないかな……。

処女はお姉さまに恋してる、６話のタイトル。
ダンスパーティーなどの話。

圭が使った挨拶の言葉。

ええと、今のはどうやって返事をすれば……。

や、多分、そのまま返せばいいと思うぞ。

処女はお姉さまに恋してる、２話のタイトル。
一子との出会いの話。

当然、恵泉には瑞穂以外の男は……

貴子は怖気だった。自分の理解できないものがそこに立っていた。この学院内で教鞭を執っている男性教師以外の男に逢う筈など無いのだ。

いたのか、男性教師……。
いや、別の時に瑞穂は……「先生も含めて女性しか居ない場所」と云っていたのだが……。
まだ恵泉を知りきっていなかった瑞穂の勘違いか、男をみて動揺した貴子のパニックか……。

……諦めろ。

むっとくると思うが……生臭いか？
だれか生理中か？

一般的には甘酒を想像するが……。

鏑木家のお屠蘇は古来に則って、山椒や蜜柑の皮、桔梗根、桂皮や防風、白朮といった漢方薬剤を漬け込んだものになっている。

らしい。
瑞穂や奏の反応をみると、かなりアレな味のようだ。

由佳里はこれを洗いざらいまりやに発掘されてしまった過去があるようだ。それ以来、、独りでやって来たまりやを決して部屋に入れまいと由佳里は固く心に誓った。
……。
瑞穂ちゃんの秘密は、何の秘密になるんだろう……。

紫苑が疑義申し立てに参加するとしって、まりやが云った言葉。

紫苑「私、金棒ですか………？」

かっ、かわいい……。

エルダーに対しての呼称では、原則的に名前をつけずに「お姉さま」と呼ぶのが慣習。
上級生には名前をつけて「○○お姉さま」となる。
寮の中では、由佳里がまりやを「お姉さま」と名前を付けずに呼ぶこともあったようだし、友人間では普通に名前で呼び合っている為、強要されるようなものではないようだ。

緋紗子先生が、詩織に「お姉さま」と呼ばれていたが、これはエルダーだったのがどうか……疑問の余地がある所。

由佳里に男だとばれた瑞穂が、奏にも男だとばらしたとき、奏が返した言葉。

奏「だ、だって……お姉さまが男の方だとしたら、奏たちは女の子としてとてつもなく自信が無くなってしまうと思うのですよ？！」

だろーなあ……。いままで、男を「理想の女性」としてたわけだしなぁ……。

廊下で一人で身悶える由佳里。

おーい、そこで恋する乙女にはいるのはいいが、周りを気をつけないと、まりや辺りにでも見つかった日には、一ヶ月はからかわれ続けるぞ〜。

一子の生前の口癖。
幸穂のお嫁さんに成りたかったらしい。

まりやから真実を告げられ、証拠を見せられた一子が放心のあと、こう叫んだ。
良くわからんが、嫌っていないことだけは判った。

瑞穂と一子に、ダンスパートナーの相手を聞かれた奏は……。

奏「かっ……奏は、お姉さま一筋なのですよぅっ！！」

と、いきなり暴走。内心に蓄えていた何かが炸裂したか……。

生徒会の仕事を手伝い続けた瑞穂の顔色が悪くなったのをみて、奏が叫んだ言葉。

奏「どうしてお姉さまがそこまでしなくちゃいけないのですか……」
奏「このまんまじゃお姉さま倒れちゃいます！ お願いですから生徒会の手伝いをするのはやめて下さいっ……！！」

と、奏に云われてやっと瑞穂は自分が無理をしていたことに気づく。

奏「だって…お姉さまってば、いつもいつも生徒会が生徒会がって……お姉さまがそこまでなさるなら、生徒会役員なんて四人も要らないじゃありませんかぁっ！」

や、気持ちは分かるが、既に最少人数を割っているような生徒会だから、更に減らすと動かなくなるぞ……。

由佳里に男だとばれで、気落ちした瑞穂と一緒に風呂に入った一子が持ち出した約束。

一子「由佳里ちゃんを、嫌いにならないで下さい。それから…ご自分を嫌いにもならないで下さいね」
瑞穂「由佳里ちゃんを嫌いになったりなんて、絶対にしないわ……でも自分は、いまは判らない……」
一子「お姉さまが男だと知っていても好きだって云っている人が、ここには何人もいるんです……それでもお姉さまは、ご自分のことを嫌いになれるのですか？」

一子がいかにいままで、瑞穂の事を見て、考えてきたのか。それと同じように、周りの人も見てきたのか、よくわかるお願い。

ロミオとジュリエットの劇が始まったときに、貴子が自身に言い聞かせていた言葉。

もう、この辺から貴子が可愛くて仕方が無い。

私の唇から少しずれたところに……お姉さまが私にキスをした！ 練習の時よりも、もっと唇に近い場所に……ひょっとしたら、微かに唇にも触れたかも知れない。
貴子「……………………」
その瞬間、私の頭の中から、お姉さまへの憎しみが消え失せてしまう。私は一体、どうしてしまったの……。

いや、もう、なんかね……。

貴子に正体がばれ、自主退学するという瑞穂に対して貴子が言った言葉。

貴子「確かに私は厳島の人間ですし、生徒会長という立場でもあります。ですが、その前に私も一人の女で……あなたは私の命の恩人なのですよ！」
貴子さんは僕にしがみつくと、大きな涙の粒をぽろぽろと零した。
瑞穂「た、貴子さん……？！」
貴子「私…私、怖かったのですから…ぁ…ぁ…………」

むにゅう……。

卒業旅行当日の朝、圭が瑞穂にした挨拶。
なんていうか、やはりネタがふるい……。

恵泉で噂が流れると漏れなく付随してくる。噂の取り扱いには気をつけましょう。
大きなところでは、「エルダー候補・宮小路瑞穂」の噂、「瑞穂が貴子をお姫様抱っこして登校した」噂、「瑞穂と紫苑が付き合っている」噂などで、尾ひれがついた模様。

……ところで、ゲーム中で「尾ひれ」と「尾びれ」の表現が二種類出てきて、表記揺れが起きてしまっている。
会話中に入っている所もあるので、今後直ることもないだろう。南無。

商品名なので、具体的な名前が出せないが、黒と白のあれのこと。
「卒業旅行に行きましょう！」のシナリオでまりやに挑まれる。
で、プレイヤーも実際に戦うのだが……幸いロジックはあなり強くはないようなので、のほほんとやっていれば勝てる。
そのロジック部分を抽出したと思われる、「華麗なるリバーシ」の方は由佳里以外はなかなかの強敵ぞろい。

由佳里に男であることがばれて、すっかり意気消沈している瑞穂に一子が云った言葉。

お風呂にはいると、僕は優しく一子ちゃんに抱きしめられた。
一子「ごめんなさい……一子は自分ではお姉さまを温められないですから」

という事だったらしい。
一子ちゃん、ほんとにいい子だ……。

体験版の時から気になっていたこと。
キリスト教系の学校であるわけだし、一子も敬虔とは云えないまでもキリスト教であるようなので、お坊さんではなく、司祭や神父にやってもらうのが筋のはず……。

と、思ったのですが、一子の体は浮いてるし何より透き通っている。これは、日本的な幽霊の特徴なので、やはりお坊さんで正しいのだろう。

瑞穂のエルダー就任に意義を唱えた貴子に対して、紫苑が立ち上がる。

紫苑さんが一声上げた瞬間、彼女から演壇までの間の生徒達が一斉に左右に分かれて道を空ける。その様はまるで出エジプト記のモーセであるかのようだ。
長い髪を優雅に棚引かせながら、紫苑さんはゆっくりと壇上に上がり、僕の隣で貴子さんと対峙した。

　幸いにして（？）実際にそんな場面に立ち会ったことは無いが、実際にみたら鳥肌物だろう。

予選会から帰ってきた由佳里に一子が訊ねたこと。
確認程度の質問だったと思うのだが、由佳里が何を目的として行ったのがよく分かる一言。

由佳里「記録は今ひとつでしたけど……すごく、気持ちよかったです」

という事で一安心。

瑞穂が貴子と行ったラーメン屋のオヤジ。
いかにもという台詞だが、なかなか居心地が良さそうだ。
瑞穂も、「気の良いオヤジさん」と形容している。

瑞穂が恵泉に入学する前までの状態をこう表現した。

瑞穂「そう…ですね。私は、良い意味でも悪い意味でも…今まで『親の人形』みたいなものでしたから」
紫苑「そうですか……私も、瑞穂さんのそんな気持ち…少し判りますわ。でも、だからこそ気をつけなくてはね」

なにか紫苑にあるんだな、と思わせ、実際にいろいろある。紫苑シナリオプレイ前と後ではちょっと重みの違う言葉。

結婚の話が出てきて、急にしり込みしてしまう由佳里に対して瑞穂が云った言葉。

瑞穂「………ここで由佳里ちゃんがお嫁さんになってくれないと、お嫁さん、探さないといけないんだよね」
由佳里「えっ、そ、そうなんですかっ？！ な、なりますっ……なりたいですっ！」
瑞穂「あはははっ……ひっかかった………」

瑞穂ちゃん、まりやや紫苑さんの影響受けすぎです。

ゲーム本編では、楓さんとだけ呼ばれてた人。フルネームは、織倉楓のようだ。

家のことは使用人の人たちや家政婦さんたちが全て切り盛りしていて、僕は家政婦である楓さんに育てられたようなものだし、食事はそんな楓さんの家庭的な手料理で育ったようなものだ（解説：宮小路瑞穂）

ということで、鏑木家の家政婦長の様だ。
そういえば、すこし昔くらいまでは、住み込みで子育てや家事などをして代わりに学費を出してもらい学校へ通う……という人も多かったようだ。その場合、年齢はあまり離れていないため、母代わりというより姉代わりという感じらしいが、この楓さんがどんな感じの人か気になる。
瑞穂が一子を連れ帰るENDの時の

瑞穂「………いいよ、うちにいらっしゃい…きっと楓さんとか大喜びすると思うしね」

って台詞だけで、優しく大らかないい人だ……と思っちゃうのは妄想しすぎだろうか……。

※刹那さんから情報提供を頂きました。


やるきばこにて、立ち絵、ＣＶ付きで登場。
まあ、この手のゲームの例に漏れず設定からすると異常に若いキャラで……。まあいいや。
瑞穂に言わせると、定期的に大失敗をするらしい。

そして。奏と同じ孤児院の出身……つまり孤児。
その設定があると、奏の苛められイベントで、瑞穂が「孤児」という言葉に強く反応したのも深く頷ける。

そして、どうやら鏑木慶行に恋心を寄せているようなのだが……？

によるミスのＮＧが、おまけシナリオクリアによって見ることが出来るが……。
これどういうことだろう？
似たような台詞の所に間違って組み込まれてしまったという事なのだと思うのだが、まさか、音声ファイルを解析して同じ台詞を発している所にスクリプトを修正してくれるということは無いだろうし……。
台詞と音声ファイルを結びつけるデータか何かがあって、それを元に……という事だろうか？　わざわざそうするなら、手動でスクリプトに組み込んでいっても、正しく組み込まれたかの確認作業を考えるとあまり変わらないような……。
それとも、ＰＣを使ったフルデジタル録音で、スクリプトファイルと連動した取り込みツールでもあったのだろうか？
……ＰＧ屋的にいろいろ考えてしまったＮＧ。

親切にテストの音声が流れてくれるののは、時に見かけるがおとボクの場合……専用の音声が流れてくれる。なにやら、ネタ満載の様だが……全部で８種類。

・悪魔を呼び出すにはそいつの名前を知らなくちゃならない。人間が昔々に決めたけど今は違う意味でその通りなのね（御門まりや）
・右手に理性をもって左手に感情を持つ。そうすると右手の理性は消えてしまう（宮小路瑞穂）
・幸福の瞬間にだけに心を集中し、不幸な瞬間は無視するように。美しい物だけを見つけて過ごすように……そう教わりました（周防院奏）
・知っているか、世界で初めての死刑は紀元前578年。ローマのグラシナスという小さな村で執行されたのだ。（十条紫苑）
・最近、ちょっと耳が遠くなったから。それでも、半径５０ｍで針が落ちるのが分かるよ？（上岡由佳里）
・帰ってきたら「おかえりなさい」と云ってあげるわ（厳島貴子）
・はにゃ〜〜〜ん、とか云ってると、エノモトさんがやってきて、ボッコボコのバッキバキに殴られちゃうぞ（高島一子）
・教えずとも出来るなら教師は要らないわけで。教師の存在価値は出来ない生徒によって立証される。はぁ……因果な話ですね。（梶浦緋紗子）

……多方面に問題がありそうなので、ネタもと追求は止めておこう。うん。

まりやは、体育の着替えをこう表現したが、体育はＡ・Ｂ合同なので、人数は二クラス分。当然、女子校なので、全員が集合になる。
と、１クラスの人数は１５人ということになってしまうのだが、それは少なくないか？
生徒総数は７００人を超えているはずで、３学年で割って２３３人、更に１５人で割ると……１６クラス存在することになる。
たぶん、まりやの勘違い。

更衣室、複数ないよな？