おとボク用語集
ハーブティー【はーぶてぃー】これを作ることが、まりやの服と化粧以外の、唯一の女らしい趣味らしい。
適当に混ぜると結構きつい物がある。
はい、そこでもう一回キスして【はいそこでもういっかいキスして】情け容赦なく入る圭の演技指導。
貴子「私……は、恥ずかしくて、もう死んでしまいそうです……」
こっちとしては楽しませて貰いました。
はぅ……またやっちゃったのですよぅ……【はぅまたやっちゃったのですよぅ】階段を塞いでしまった、奏の一言。
つーか、過去にもやってたのか。
長谷川詩織【はせがわしおり】八年前に、音楽特待生として恵泉に通っていた。
緋紗子と分かれた後、事故死。
はた迷惑な相互理解の賜物【はためいわくなそうごりかいのたまもの】お互いを知り尽くしているがゆえに、お互いを簡単に怒らせることが出来るということ。
なるほど。
よく「喧嘩するほどに仲がいい」と云われるのは、この「はた迷惑な相互理解の賜物」が影響しているのかもしれない。
薄荷【はっか】処女はお姉さまに恋してる、2話と3話の間の話。
3話への伏線と。瑞穂ちゃんと梶浦緋紗子との絡みの話。
鼻の頭にバター【はなのあたまにばたー】一子・幸穂接触事件の時に、一子の鼻にはバターがついていた。
こらこら、パンをくわえて登校しないといけないほどの時間なのに、バターなど落ち着いて塗っていないように。
母親から教わった唯一のこと【ははおやからおそわったゆいいつのこと】瑞穂は、親愛の情を相手に示す動作として、額にキスをすることを教わった。
……ちょっと乱発しすぎかも。
腹が減っては軍は出来ぬ【はらがへってはいくさはできぬ】空腹では活動ができない。ってそのまんまやんけ!
や、だったら別に注釈出さなくても良いかと思うのですが……。
ちなみに英語に直すと
"The mill stands thar wants water"(水不足の水車は動かない)
となる。
波瀾万丈人生劇場RX【はらんばんじょうじんせいげきじょうRX】過酷な人生というよりも、不条理な人生と云った方が適切(解説:宮小路瑞穂)
寮のメンバーで楽しんだり、卒業旅行でワイワイとやったりする。
反省出来る【はんせいできる】貴子が、自分の嫌っている母と同じ行動を取ってしまったと絶望しているときに、瑞穂が指摘したその人達と違う点。
瑞穂「もっと……自分に自信を持って良いんですよ。だって、貴子さんはやってしまったことを、今ここで、ちゃんと反省できたじゃありませんか……反省して、苦しんで……ちゃんとそれは、貴子さん自身の心の形にしっかりと反映されていくんじゃないですか……」
瑞穂「それに貴子さんは、過ちを過ちのままにしないように出来るじゃないですか……人は、間違えたら、謝ってやり直せば良いんです。いつもいつも正しい自分でいられるわけなんてないんです……そうですよね、貴子さん」
瑞穂って、こういう風に他人が落ち込んだり、悲しんだときに本当に強い人間だなあ……。
バージンロードを歩く花嫁【ばーじんろーどをあるくはなよめ】瑞穂と手を繋いで登校した紫苑は、周りのみんなの視線が、バージンロードを歩く花嫁を見るような表情をしていると云った。
いろんな意味で問題がありそうだが……。
紫苑「素敵です……とっても」
まあ、当人が喜んでいればいいか。
……莫迦【ばか】瑞穂の正体をしった貴子が、寮を出た後に自分に云った言葉(貴子ルート)
貴子「莫迦ばかばかっ、私は大莫迦ですっ!!」
私、なんで…何であんなこと……!
貴子「命の恩人であるあの方に、事もあろうに私の貧相な裸で恩を着せるなんて……そんなやり方……っ………!」
笑うシーンでは無いのだろうが……どうしてもにやけてしまう。
貴子「瑞穂さん…………」
今まではなんて云うことの無かった名前。それどころか、お姉さまという呼び名のほうに心を奪われていたような気がする。
貴子「瑞穂さん……………瑞穂さん……瑞穂さん…!」
この辺りで、貴子萌えにやられてしまった方も多いのではなかろうか……。
かあいい……。
バスケットボールの試合【ばすけっとぼーるのしあい】体育での一コマだが……。瑞穂のエルダーとしての足がかりはここから始まった気がする。
選択肢初登場のシーンでもある。
べつにどっちでもシナリオには影響しないが、個人的には、パスした方がすき。
バス通学【ばすつうがく】ヒロインクラスのキャラでは、紫苑と貴子がバス通学で通っている。
紫苑は三十分ほどかかる距離のところだが、空いているのであまり健康に問題はなさそうだ。
貴子までバスだというのは意外。瑞穂と並んで恵泉TOPの金持ちなのだから、お抱えの運転手の車に乗せられてきそうなものなのだが……厳島の家を嫌っているからかもしれない。
バリケードな問題【ばりけーどなもんだい】きっと土嚢を作る速度が遅くて……。
瑞穂「………デリケート、じゃないかしら」
バン・アレン帯のお誕生日【ばんあれんたいのおたんじょうび】ヴァレンタイン・デーで、ぼけようと思った圭に先んじて瑞穂がツッコミをいれた。
つーか、その発想がすごい。常人にはバンアレン帯は出てこないと思うのだが……瑞穂の対人スキル、対圭スキルの上昇を思わせる一幕。
元ネタは「究極超人あ〜る」に出てきたバレンタインネタの様です(いくろうさんからの情報提供)
ぱっと入って手伝えるような仕事【ぱっとはいっててつだえるようなしごと】瑞穂曰く、生徒会に入ってすぐに手伝える仕事はないとのこと。
や、結構あるぞ。
原稿のワープロ打ちでも、製本作業でも、そもそも受付として生徒会室には原則だれかいないと拙いから、留守番としたっていい。
ちなみに、瑞穂みたいに選挙を通さずに生徒会の仕事をする場合「庶務」という役割になる。
パンをくちにくわえて登校【ぱんをくちにくわえてとうこう】この手の話では余りにベタなネタだが……一子がやってくれる。で……。
幸穂「まあ……大丈夫?」
幸穂にぶつかる。
灯が消えたような学院生活【ひがきえたようながくいんせいかつ】紫苑がいないことで、瑞穂には学院生活を楽しむことが出来なくなってしまった。
瑞穂「………おはようございます」
女生徒「ああ、今日のお姉さまはしっとりした大人の魅力って云うのかしら……」
女生徒「なんだか胸がきゅっと締め付けられるようですわ……」
君ら、何でも良いんだな……。
久石弁護士【ひさいしべんごし】鏑木光久の顧問弁護士。瑞穂に、光久の遺言を伝えにやってくる。
緋紗子先生の授業のあてかた【ひさこせんせいのじゅぎょうのあてかた】八番から始まると次は十八番、二十八番……とやっていく。
その次は何番になるんだ?
他人様を気絶させてしまったこと【ひとさまをきぜつさせてしまったこと】ま、そうそうはないわなあ……。
人の口に戸は立てられない【ひとのくちにとはたてられない】『死人に口なし』しか対抗できる物はないな
一子「むむっ、お姉さまへの愛の深さなら私も負けてませんよっ! なにしろ私とお姉さまは礼拝堂でむっ………ふぐふがふが〜っ?!」
あー。駄目か。
一人のお兄ちゃんでは十二人の妹を同時に可愛がったりは出来ない【ひとりのおにいちゃんでは12にんのいもうとをどうじにかわいがったりはできない】まりやの作ったことわざ……だろうか?
全ての人に優しくする事なんて無理なので、出来ることの中からひとつづつ、取捨選択して行かないといけない、という意味
……でも、同時攻略やハーレムENDという結末はある。あれにはないか。
っていうかなんで妹が十二人も……?
まりや「え、そう? おっかしいなあ…一部の人にはものすごくよく解る云い方だと思ったんだけどなぁ……にゃははっ」
その一部の人に、瑞穂が入ってないことが問題だと思うぞ。
まあ、瑞穂は700人超の妹を可愛がっているわけで……ハーレムとかそういう問題じゃないか。
夕陽のあたる教室【ひのあたるへや】処女はお姉さまに恋してる、おまけシナリオ1の話。
瑞穂が梶浦緋紗子を救わなかったときの補完の話か……?
百の人証より、一の物証【ひゃくのじんしょうよりいちのぶっしょう】百聞は一見にしかず、まあ見たほうが早いってことですね。
一子を見た美智子はそう云って、事実をあっさりと受け入れた。
憑依【ひょうい】瑞穂を助けたい一心の一子が叫ぶと……瑞穂に憑依することが出来た。
しかも、何故か女性化するというお約束付き。
憑依・憑霊と呼ばれる現象は世界中で云われているので、ここから一子のキリスト教信仰度は分からない。
憑依されていることすら分からない状態から、完全に体を乗っ取られる状態まで幅広い状態があるが、瑞穂・一子の場合、完全に乗っ取られた上に体型まで変化しているので、最高レベルの憑依と云える。
表情【ひょうじょう】瑞穂は考えていることが表情に出やすいらしい。おかげでまりやには色々いじくられているようだ。
それは立ち絵にも出ているらしく、ころころ変わる表情が可愛い。
また、奏から見たときには……
奏が自分が嫌いだと云った時、まるで自分のことのように辛そうな顔をしてくれた……とっても、とっても優しい人。
なんて見方もされている。良いところもあるらしい。
びっくり箱【びっくりばこ】貴子は心の読めない瑞穂のことをこう表現した。
うむ。相手の心を知りたい、でも知らないからドキドキして楽しいというのは、恋愛特有の感情かもしれない。
ファ●コン時代の懐かしい世界【ふぁぴーこんじだいのなつかしいせかいへ】や、ライターさん、そこまでの不条理な瞬殺コマンドは、ファ●コンというより、ミス●リーハウスです。
アナタ ハ シンデシマッタ。
ふぐぇぇ…おねえざばぁぁ……【ふぐぇぇおねえざばぁぁ】卒業式で、瑞穂と別れることを悲しく奏の声なのだが……。
鼻水が出てるな、こりゃ……。
不思議な事【ふしぎなこと】卒業旅行に行った時に……。
まりや「うん……なんか良く分かんないんだけど、あたし達以外お客さんいないんだってさ」
紫苑「あら……こんなに素敵なお宿ですのに、流行っていないのですか?」
まりや「いえ、そう云うのではなくて、私たち以外のお客さんが次々とキャンセルしたんだそうで……だから、今日と明日はあたし達の貸し切りって事らしいです」
という奇妙な状態になったのだが。
圭「そうね……ふ、ふふ……っ……」
あの笑い……やったんだ、圭さんが絶対に何かをやったんだ………。
圭さん……。
二人っきり【ふたりっきり】貴子は瑞穂を誘ってラーメン屋に行こうとするが……。
可奈子「わあ、いいなあ……可奈子も行きたいですっ!」
君枝「よ、よろしければ私も……」
貴子「だ……ダメですっ……折角瑞穂さんと二人っきりなのに………っ!」
一同「…………えっ?」
あー、ついに云っちゃいましたね(w
貴子さんの顔がみるみる赤くなっていく。
一同「会長、かわいい───っ!」
この辺で、貴子の印象が大幅に変わったんだろうなあ……。
二人ともずぶ濡れ【ふたりともずぶぬれ】瑞穂と奏が散歩していたら、突然の雨でずぶ濡れになってしまった。
……。
このときのCGを予告で見たとき、胸パッドがばれるんじゃないかと思ったのだが……。
それ所では無かったようだ。
二人のジュリエット【ふたりのじゅりえっと】処女はお姉さまに恋してる、奏・貴子ルートでの7話のタイトル。
誘拐犯と戦った瑞穂とそれを心配する奏・貴子の話
普段着【ふだんぎ】貴子さん、それ普段着違う……。誰の趣味なんだろう……。
でも、紫苑シナリオラストで見られる貴子さんの服装は……少し落ち着いたような気はするがやっぱ派手目か。こりゃ、貴子自身の趣味か。
まりや母と趣味があってるのかも。
普通【ふつう】美智子曰く、平凡なので普通が大好きらしい。
圭「普通……なのか……」
美智子「圭さん、なにかおっしゃいまして?」
圭「い、いや……なんでもない……」
圭が何を考えたのか、大体わかるが……まあ、あえて言わないで置こう。
フリージア【ふりーじあ】入院した紫苑の見舞いに向かった瑞穂は、黄色のフリージアを持って行った。
こういうときには花言葉とかに隠された意味が……。
黄色のフリージアの花言葉は……「無邪気」
あまり関係なさそうだ。
ブードゥードールチョコ【ぶーどぅーどーるちょこ】圭が瑞穂に送るチョコレート案その1。
きっと人型をしていて、中に瑞穂の髪の毛や爪が入っている。
部活動報告を出さない部【ぶかつどうほうこくをださないぶ】いるいる……というか、半数くらいはそんなんだ。
それでもって、忙しいときに限って何か月分もまとめて持ってきたりする。
君枝と瑞穂が回収に回るが……放送で部長を呼びつけてもいいんじゃないか?
不調法者【ぶちょうほうもの】たしなみがない人のこと。瑞穂はその為、奏を泣き止ませるのに、「勉強を見る」という提示しか出来なかった。
「ぶっ潰す」の丁寧語【ぶっつぶすのていねいご】まりやが見つけられなかった物。
……打ち潰す? なんか違うなあ……。
ブラックコーヒー【ぶらっくこーひー】寮では紅茶を飲むことが多い瑞穂だが、カフェテリアでは大体これを飲んでいる模様。
奏、由佳里、まりやはまったく飲めないようだ。
瑞穂は、男女の差かもと思ったようだが、そんなことは無いだろう。
貴子さんあたりは、悠然とブラックコーヒーを飲んでいそうな気がする。
ブラホック外し【ぶらほっくはずし】服の上から、ブラのホックを外すというテクニック。
ただし、フロントロックは難しい。
瑞穂ちゃんいつの間にそんなスキルを……。
紫苑「み、瑞穂さん……まりやさんに習いましたね……?」
瑞穂「やり返せないと、やられっぱなしになるので…仕方なく」
ええと、片っ端から突っ込んでおきますと……。
何をして遊んでた!
いつの時代の遊びだ!
まりやは瑞穂になにをした!
文化系の部活動で出来ないものはない【ぶんかけいのぶかつどうでできないものはない】まりや曰く、紫苑は文化系の部活動なら全てこなせるらしい。
茶道と華道で講師の資格を、日本舞踊は名取の腕前とのことだ。
他に文科系というと、手芸・文芸・料理・美術・演劇・天文・囲碁将棋・写真・パソコン・漫画研究などが思いつくが……。確かにどれも無難にこなしそうだ。
プチトマト【ぷちとまと】数日間の一人暴走の罰をうけたまりやは、全員の手によってプチトマトを奪われてしまう。
このときの顔色が紫にまで変色していて……実はすきなのか? プチトマト。
まりや「はぁう〜〜あたしが悪ぅございましたぁぁ〜。とほほぉ………」
という珍しいまりやが見られる。
プラネタリウム【ぷらねたりうむ】まりやの所属するB組の出し物。
紙製のドーム天井に4台のプロジェクターから映し出した星空を映し出すことで作り上げた。
1クラスで、プロジェクター4台もあつめたというのはさすがお嬢様学校という所か。
もともと上に向けて投影する機械じゃないので、かなり不恰好な立ち上がり方と、瑞穂は云っているが、最近のは日本の少ない居住スペースを考えて、結構、小回りのきくものも多い。小型のものなら三脚などにセットすることも出来る。
ソフトは簡単な星空を映すものなら、フリーなどでも存在するが、流れ星は理系のクラスメイトが自作したツールなどを使ったの知れない。
プロジェクターを買ってみると判るが、交換用の電球が涙が出るほど高い。4台のうち1台でも止まったら東西南北を正常に映すことが出来ないと思われるので、予備も一個ずつ用意してあるのだろう。
その辺の高校じゃまず無理な出し物のようだ。
……つーか、安い投影機を買ったほうがうまくいきそうな……。
プレゼント【ぷれぜんと】生徒会一同から、卒業前に貴子へとプレゼントが行われた……それは……。
葉子「会長、ダンスパーティーでお姉さまと踊られなかったから……さぞお心残りだったのではないかと思いまして」
という内容。
影の参謀、侮りがたし。
貴子「私、本当に果報者ですわ……まさか、こんな素敵なプレゼントを頂くことが出来るなんて……!」
当人は大興奮の様だ。
平安時代のお姫さま【へいあんじだいのおひめさま】まりや&手下一号二号によって、君枝をイメチェンし、こんな感じに見えるようになった。
まあ、お約束の展開とはいえ……化けたなあ。まりやの手腕だろうか?
へいへい瑞穂ちゃ〜ん、起っきて〜るかーい?【へいへいみずほちゃんおっきてるかーい】まりや、瑞穂起こすだけで、なんでそんなにテンション高いんだ。
へんてこりんな声【へんてこりんなこえ】奏が、盆をもって、階段を上がっているときに発した「う〜……」という声のこと。
何気に酷いことを云ってる気がする。
編入試験代わりの中間考査の成績【へんにゅうしけんがわりのちゅうかんこうさのせいせき】流石というか、トップだったらしい。
ベタネタは永遠の真理【べたねたはえいえんのしんり】緋紗子が、まりやの「うわ、先生それベタネタだよ〜〜!」という言葉に返した言葉。
いまいち意味が分からないが、まあ、概ね反応がいいからベタな程のネタにあるので、決して悪いことではないと思うが、惰性で使っていると悲惨である。
ベッドの下のエロ本【べっどのしたのえろほん】エロゲの主人公は極めて高確率でこうなっている……が、流石に瑞穂はやっていないようだ。
まあ、仮にばれたとしても、「まりやに渡された」で済みそうな気がするが。
そういや、まりやからお土産で渡された「密輸入本場ハードコア写真集」は結局どうしたのだろうか?
別に、あなたが喜ぶことでもないでしょう?【べつにあなたがよろこぶことでもないでしょう】まりやにショックを与えさせる貴子の一言。
貴子「………別に、あなたが喜ぶことでもないでしょう? まりやさん」
まりや「なっ………!」
貴子「全てはお姉さまがなさったこと……そこであなたが鬼の首を取ったかのようにはしゃぐ必要はありませんでしょう?」
しかし、考えてみると確かに、最初に腹を立てて、相対的なリボンの大きさの見方を提示しただけで、あとはなんもやってなかったかも……。
瑞穂の壇上での文章はきっと、瑞穂と紫苑さんで考えたんだろうし。
まりや「瑞穂ちゃんなんて……あたしがいなけりゃ、なんにも……」
まりや「なんにも………っ」
そして、まりやの中で何かが始まる。
便利で、いいでしょ【べんりでいいでしょ】その時の立場や状況で、瑞穂が男と女を使い分けられること。
確かに便利だけど……その言い方お茶目すぎ。
ホロスコープ【ほろすこーぷ】砕けた言い方をすれば、星占い。
圭の占いでは、宝瓶宮に火星がってしまったらしい。
おそらく、宝瓶宮というのは圭の上昇宮(アセンダント)なのだろう。
そこに災難という意味がある火星が入ってしまい、そのショックを受けているようだ。
本命にチョコをもらい損ねた漢の背中【ほんめいにちょこをもらいそこねたおとこのせなか】可奈子「あ、お姉さまが落ち込んでる……」
葉子「なんだか哀愁が漂っているわね……」
何げに、瑞穂もリアクション王の一員に入れるんじゃないかという気がしてきた。
ともあれ、貴子さんが帰ってしまったことを知り、落ち込む瑞穂ちゃんでした。
……僕が、男でもいいんですか?【ぼくがおとこでもいいんですか】『男の』瑞穂に告白した由佳里に、瑞穂が訊き返した言葉。
それに対して由佳里は……。
由佳里「はい……だって、瑞穂さんは瑞穂さんで……ここに、この世界にたった一人しかいませんから……だから、瑞穂さんが女の人でも、男の人でも……へんたいさんでも、いいです……だって…大好きだから………」
や、由佳里ちゃん。変態はこの場合、関係ないんじゃないかな……あんまり。
僕こそがショック【ぼくこそがしょっく】別に由佳里に対抗してショックを受けなくても……。
僕の部屋ぁぁぁぁぁぁぁぁっ?!【ぼくのへやぁぁぁぁぁぁぁぁっ】寮の自室に案内されたときの瑞穂の叫び。
十分予想の範囲内である部屋だと思うのだが、どうも錯乱が続いているようだ。
母性本能【ぼせいほんのう】瑞穂の乙女化が進行すると備わるもの。
瑞穂自身は、社会復帰が心配になってくる。
壊れの産物
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