一子に前の部屋の持ち主が瑞穂の母だと知らされた瑞穂。

僕は改めて、自分が腰を下ろしているベッドの梁を指でなぞってみる。
瑞穂「かあさま…………」
今まで、何も知らなかった母様の想い出が……こんなところに。

ちょっとしんみりきて……ここにもＣＧ欲しかったぞ。

生徒総会の……。

貴子「それでは、生徒会会長・厳島貴子の名によりまして、これより第九十八回・恵泉女学院生徒会総会の開催を宣言いたします……まず初めに、今年度の決算報告を会計から報告いたします。会計・菅原君枝さん」

や、名によりまして……って、貴子さんの生徒総会ですかい……。

瑞穂が前に在席していた学校。
進学校の中でトップクラスの学校らしい。
瑞穂に言わせると他人に無関心の人たちばかりのようだ。

決断することで、そのことに迷わないように努力すること
という話を貴子の代の前の会長が言っていたらしい。

上の人間が一旦決めたことについて一々心配していては、下で動く人たちの意志と決定を鈍らせる（解説：厳島貴子）

学園祭でボードの手配を実行委員会に提出した。
……。
そういうものは数に限りがあるので早めに手配するように。遅れてから云ってきて逆ギレされても困ります。

まりやは、自分が口から発した言葉が不意に本心だった時、相手の顔がみられないらしい。

あー、その性格のヘンさで気になってなかったんですが……実は恥ずかしがりなのか？

由佳里「なんですか、これ…書き取りの宿題ですか？」

小学生じゃないんだから、んなものはない。
ヴァレンタインでのお礼カードを書いている瑞穂の様子。
その数２９８枚。

瑞穂「ああ、だ、だめだ……もう立ち直れない……」

いきろ……。

修身室のロッカーの鍵。番号は３。
紫苑はこの中に、瑞穂との思い出である、キリンの消しゴムを封印し、鍵を投げ捨てた。

失神した貴子をお姫様抱っこで登校した日に、瑞穂が貴子に、覚悟を要求、その結果……。

君枝「ど、どうしたんですか？ 会長？！」
貴子「こ、この学院の生徒が…あんな、芸能レポーターみたいな人ばかりだったなんて、知らなかったわ………」

翻弄される貴子さんでした。

奏が貴子に瑞穂の体調を心配してきたときに貴子が云った言葉（奏ルート）

貴子「隠してもだめです。周防院さんはお姉さまのことが大好きなのでしょう？」
貴子「ふふっ……私もお姉さまのこと、大好きなのですよ…もっとも私はジュリエットですから、ロミオとの恋は叶わない運命ですけれど」
貴子「私の家とお姉さまの家は、それはもう大変に仲が悪いのですよ。まるでキャピュレットとモンタギューの様にね。そんな私が学院祭でジュリエットを演じたのは、あながち間違いでもなかったと云うことなんでしょうね……それとも皮肉な運命の悪戯でしょうか」

ああ、なんかこういうところから、貴子の優しさとか伝わってきます。萌えもそうだが、こういう瑞穂とは違う優しさが感じされるのも、貴子属性の方が多い理由では無かろうか？

貴子「お姉さまにはもう生徒会の手伝いをお願いしたりはしませんから……どうか安心して。それから、あなたの想いがお姉さまに通じるように…私も祈っているわ」

あぅう……貴子は貴子ルート以外でも良い動きをしてくれる……。

大富豪に於いて、同一の数字のカードを４枚使うと出せ、カードの強さが逆転する。
ただし、ジョーカーは変わらない。
スペードの３がジョーカーに勝てるルールの場合は、スペードの２がその役割になる。
地域によっては、４枚以上の連番（５枚以上の所も）で革命が発生するところもある。
「革命上がり」等をすると自分に無害で適度に場を混乱させられるので楽しい。

入院して気落ち気味の紫苑と瑞穂が行った賭。内容は……。

瑞穂「紫苑さんが学院のみんなに慕われている、と証明出来たら……そうですねえ、一つ何でも云うことを聞いて下さい」

ここで渋るかと思ったが、紫苑はあっさりと瑞穂の賭を飲んだ。瑞穂の思うとおりにさせた方が、楽だと思ったのだろうか？
そして、その結果は……。

窓の外、病院の駐車場には恵泉の生徒が百数十人立っていた。紫苑さんが窓に姿を現すと、みんな笑顔で手を振り出した。音は聞こえないけれど、きっと歓声が上がって居る。
紫苑「そん……な…………そんなことって…………！」

瑞穂の勝ち。

劇二つを成功させた瑞穂たちに向かって圭が自分を指していった言葉。
初めてこの台詞を聞いたときは、単に演技指導をしただけのことかと思ったのだが、おまけシナリオで、もう一段階深い意味があったことを知る。

緋紗子先生は、瑞穂を指してこう云ったが、すぐに奏ちゃんにその座を明け渡しそうな気がする。

サブヒロインであり、瑞穂の担当で古典教師。
恵泉のＯＧである。
在学中のエピソードが３話やおまけシナリオ１から伺えるが、その時の様子と、夏休みのイベントに至るまでの経過がいまいち結びつかない。
教師やシスターになっているが、本来の夢は小説家だったらしい。
……官能小説の方じゃないよな？
身長：168ｃｍ　誕生日：1/8　血液型：ＡＢ

瑞穂に襲い掛かる難関、その４。
由佳里に助けられる……が、そうでない場合は、紫苑や美智子に笑われる。
由佳里に指導されていた手順からみると……グラタンだろうか？

寮にわかる人がいなかったようなので、ここで解説。
一番大きなところは、ローマ法王を頂点としたピラミッド型構造を採っているのがカソリック。
組織や構造を持たず、聖書の教えに従うのみというのがプロテスタント。
また、ギリシア正教を始めとする東方正教など、歴史が長いだけあって、いろいろと分離してしまっている。

明治時代に設けられた、身分制度の称の一つ。
上から順に、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵となり、様々な特権があった。
大昔の事のようにも思えるが、昭和２２年までこの制度は存在していた。

紫苑の十条家が元侯爵位で、瑞穂の鏑木家が元公爵位。
まりやの御門家も、元華族ということで、どこかに属しているのは確実だが分かっていない。

まりや「残念ながら、あたしは脱いでも肩にアザなんて無いわよ」
いや、っていうかそれ何……？

瑞穂ちゃんとまりやほんとに世代同じなのだろうか……。

オムライスを食べようとする紫苑を「かわいい」と云おうとした瑞穂とまりやだが、寸前で、思いとどまる。

まりや「カ…カップのコンソメスープがオムライスには付け合わせにお勧めなんですよ…ね、瑞穂さん」

なんとか回避。

紫苑「……美味しいわ」
満面の笑顔で紫苑さんが頬に手を当てる。
二人「かっ……」

と、ここでまた……。

瑞穂「か…かなり美味しいみたいですね、そのオムライス……」
まりや「苦しい、それは苦しいよ瑞穂ちゃん……」

苦しいながらも回避。
……別に可愛いと云ったからって問題はないと思うが……。

学食のメニュー。一杯３０円。

内容はドラマの登場人物達の最終回でのカップリングを当てる、というもの。
それはそれで面白いかもしれないが、本質がどっかに行っちゃうような気がする。

一回目も二回目も、奏のみが正解している。

部長「……和菓子ならあげませんよ？」
まりや……普段何をやっているか、ものすごく分かりやすいね……。

や、そうじゃなくて……。
瑞穂ちゃんじゃなくても、何してるか分かりやすいな。

生徒会副会長。
貴子ルート以外の場合は、翌年生徒会長に就任するようだ。
当人曰く、影の黒幕が性に合っている。

ツンデレラに登場する乗り物、奏がリボンを使って羽ばたき空を行く。ある意味、Ornithopter。
この時、ツンデレラ（貴子）は異常なほどの恐がりを見せていたが……ひょっとして高所恐怖症か？

瑞穂が聞いた素朴な疑問だったが。結果的に泣かせてしまう。
答えは「孤児のため家が無いから」となってしまうのだが……。

瑞穂は奏を寮に一人残すことを不憫に思い、紫苑の提案で、自分の家に呼んだ。

えええええぇえ……。
この時、奏はまだ瑞穂が男だって知らないし、苗字も宮小路なのに？
しかも、家だって相当でかいはず。あくまで一般人の範囲内と思っていた奏にはショックが大きいと思うし、ちょっと気をつければ、鏑木の苗字はばれるし、瑞穂が男だって証拠はその辺に転がっているはず。

奏「今年のお正月は、今までで一番楽しかったのですよ〜」
玄関に四日分の荷物を置いて一息ついた奏ちゃんは、昨日までの出来事を思い出して微笑んでいる。
瑞穂「ふふっ、それは良かったわ……」

呑気だね、君たち。
それとも、瑞穂は実家ではなく、どこかアパートでも借りて一人暮らしでもしいるんだろうか？　それならちょっとした小細工で済みそうだが、それでも「鏑木　瑞穂」宛ての郵便物でも見られたらアウトだし、男を示すようなものは転がっているだろう。

……どうやった？


で、結局、やるきばこのシナリオ「宮小路家のお正月」によると、鏑木と判るものは、全て慶行の部屋にまとめてばれないようにしたとか……。
えええええええぇ。

瑞穂（女）とエッチをした奏が不安に思ってしまうこと。
まあ、確かに不安で仕方ないと思うが……禁欲生活で、奏のあんな姿をみて、平然としてられる瑞穂も、いろんな意味でやばそう。

項目名から内容がまったく分からないな……。
瑞穂が無理をしていると判断した奏が、貴子に話があると云ったときの貴子の最初の言葉。これが、奏ルートの時と貴子ルートの時で微妙に異なっている、

貴子「今の私はあなたに聞きたいことがあるのですが……その前に、周防院さんのご用件を伺いましょうか」（貴子ルート）

貴子「今の私はあなたに謝りたい気分ですけれど……その前に、私はあなたから聞かなくてはいけないことがありそうですね」（奏ルート）

後半はどうでもいいとして気になったのは前半。貴子ルートで聞きたいことというのは、「リボンを外したくなかった理由」という事で間違いない。
それが奏ルートの場合、理由を聞くよりも先に「謝りたい」となっている。これも、あの時に強く云ったことを詫びようとしているのだと思うが……。
この二つのルートで、貴子の態度が微妙に変わるような何かがあっただろうか……。

奏の特徴的な大きな（相対的）リボンだが、
これは育ての親である、孤児院の院長から今際の際に貰った物で唯一の形見。
リボンの色のように明るい光に満ち溢れていますようにという院長の願いが込められている。

苛めを受けている奏をみて飛び出した瑞穂が叫んだ言葉。

「奏は、私の大事な妹です！」
「奏が孤児だろうと、何だろうと、そんなことは関係ない！ この子は私の大切な妹です！」
「あなた達は、そんな風にしか人を見ることが出来ないのですかっ！ 相手の心を思いやることも出来ないのですか……っ！」
「両親のいない子が、どんなに苦労して生きてきたのか、あなた方は知っているのですか？！ 両親にぬくぬくと育てられた、あなた方に奏の何が判ると云うのですか？！」
「わかっているの？！ 最低なのはあなた達の方です！ それでも寛容を旨とする恵泉の生徒ですかっ……」
「恥をっ………恥を知りなさい……………っ！」

格好良いし、じんと来るシーンではあるのだが、悲鳴に近かったというほど心の声なのにしっかりオネエ言葉が出ているところ、かなり内面にまで浸食している。

そろそろ、ジェンダーアイデンティティーがやばいのかもしれない。

よく有名俳優や有名声優などの昔話で
「よく私ばかり怒られていましたが、実は期待されていたんですね」
という話を聞くが、「有名な人の昔をたどると、よく怒られていた」ということにはなるが「よく怒られているから、将来有望」ということにはならないのだろう。
奏は前者のようで、良かった。

鏑木財閥の流れを汲む企業グループで、瑞穂はそこの御曹司。日本ではトップに位置しているようだ。

まりやシナリオだと、６年後までには瑞穂はここの社長になっているようだ。で、社長室長は……貴子だ。

瑞穂の祖父にして、瑞穂を恵泉女学院に転入させるように遺言を残した。
瑞穂によると、厳しいが同時にやさしい人だったらしい。
経済界に『経営の父』という異名を残すほどの辣腕家だったらしい。
ゲームの開始する直前の４月に他界。

瑞穂父。
名前はなかなか出てこないのだが、紫苑シナリオ終盤で、台詞の名前の所で出てくる。
現在の鏑木グループのＴＯＰ。
おとボク世界ではあまり出番はない人だが……なかなか豪快な性格のようだ。

ダンスパーティ等で女性が会場の端で立っている状態。
紫苑は、主役を瑞穂に譲り自分は壁の花になると宣言した。
まあ、体が弱いからその方がいいかと思いますが……結局、踊っているようだ。

これが、男が端で立っている状態は、「壁のシミ」と云われてしまう。

女子トイレの壁についているボタン。その正体は、小水の音を消す為の流水音を出す為のもの。
いちいち、水を流されるより経費が節約できるらしい。

まりやの後輩で、同じ寮のメンバー。
所属は陸上部で長距離。
ヒロインの一人であり、瑞穂が男だと打ち明けたメンバーの中で、一番拒絶反応が強く出た娘でもあるが……これが普通だと思われる。
料理が得意で、洋食・和食・お菓子と一通りこなせる模様。
奏シナリオのエンディングでは、陸上部部長と生徒会会長を兼任して「琥珀の君」という異名を取得している。
瑞穂の第一印象は「まりやを縮小したような、元気な女の子」
好物は、ハンバーグで、特に学食のハンバーグが好きらしい。
身長：152ｃｍ　誕生日：2/18　血液型：Ａ

そのものズバリの意味(解説：十条紫苑)

その内容は、夜更かし、タバコ、お酒、濃い珈琲……そして、不幸な恋。

少しだけ酔っている分には構わない。でも、すっかり浸っていると、本当に不幸になってしまう(解説：十条紫苑)

処女はお姉さまに恋してる、５話のタイトル。
学院際での生徒会の演劇での話。

瑞穂の世話をしていた二人をみて、紫苑が云った言葉。

紫苑「奏ちゃんに、由佳里ちゃんね……よろしくね、可愛い看護婦さん達」
奏「はっ、ははははっ、はいっ！」
由佳里「よっ…よよよ……よ………」

そして、思考静止する二人。

貴子は豪奢に結われた髪の一房を玩ぶと、指先でねじる。
君枝はシャープペンシルを上唇に当てる。

一子がまりやとした最後のお願い。

一子「………お姉さまのこと、あきらめちゃダメです！ ファイトです！」
まりや「………うん、わかった。貴子にも発破かけられたしね……負けられないのよ、あたしは」
一子「はいっ！ 夢もつかんで、ついでにお姉さまのハートもつかんで完全勝利です！」
まりや「ありがと、一子ちゃん……ほんとに…あんたは最期まで人の心配ばっかりなんだから……」
一子「だって、みんなが幸せになれないと、面白く無いじゃないですか！ そう思いませんか？」

そういう考えが一子の行動原理であり、一子の性格そのものなのだろう。

一子「みんなみんな頑張ってるんです……きっと、頑張っただけの何かがあるんですよ」

いろんな人に一子の考えを広げたいな、と思えるような言葉。

瑞穂は美智子の笑顔をこう表現した。

おまけシナリオをやる前なら、同意したかもしれんが。どうもそれ以降は笑っていても「あー、また裏で何か考えているんだろうなぁ……」と思ってしまう。

明治時代の創立当初にこの学校にいらっしゃったのは、イギリスからいらっしゃったプロテスタントの宣教師だが、その後に起こった幾多の戦争でその宣教師はイギリスに帰国。後にアメリカの監視下の元で布教活動にやってきたのはカソリックの宣教師。しかもカソリックには女学院におあつらえ向きな聖マリア信仰があった為（解説：高根美智子）

ＡランチとＢランチの二種類だけで、曜日毎に内容変わる。
確認できたのは……。

Ａ：鯖のみそ煮とひじきの煮付け　Ｂ：肉じゃがと切り干し大根
Ａ：鰤の照り焼きと冷や奴　Ｂ：肉じゃがとひじきの煮付け

の２種類のみ。

紫苑シナリオでは、紫苑と一緒に入学したかった瑞穂が試験を受けなかったために、そんな状況になってしまった。

瑞穂「いえ…その……まあ、その話はしないで頂けますか……あはは……」

と最後まで、紫苑が喜びそうな問題を起こしてますな。

いつのまにそんなことをやっていたんだ。
ちなみに瑞穂の成績は３位。
持久力では、男女差が大きいと思われるので、いくら受験勉強で体が鈍っているとはいえ、瑞穂より早く走る人が２人もいることに驚く。
本気ではしると、学生記録更新でやばいことになるから、意図的に大幅セーブしたのか、それとも実は瑞穂は短距離型で持久力が無いのか……。
まりやの存在があるが、彼女も短距離型なので、瑞穂を上回る成績を出すのは難しいとおもうのだが。

由佳里が自分を女らしくないと卑下するときによく言う言葉。
義理の姉の存在が重くのしかかっているようだ。

瑞穂と同じ大学に行きたかった貴子は……瑞穂が行きそうなところに片っ端から願書を出したらしい。
なんていうか……不器用な貴子らしい話だ。

孤児であることを知らされた奏に向かって紫苑が云った言葉。

紫苑「頑張ったのね……奏ちゃんは。ほんとうに……頑張ったのよね………」
奏「………ありがと…ございます……」

おそらく、この言葉で奏の多くを赦し安心させたのだろう。
流石に紫苑さんは言葉の使いどころを間違えない。

一子に相談した後、泣き出してしまった由佳里に、そっと一子が呟いた言葉。

ああぅ。こういうシンプルな言葉には弱いのだよぉ。
一子、いい子だぁ……。

圭から漂って……見えるから、一般人にも見えるから。

ロミオとジュリエットにキスシーンが多いことを知って、混乱する貴子。

女生徒「とっ…ということは……っ」
女生徒「か、会長とお姉さまの…ラブシーンと……ベッドシーンが？！」
女生徒「そ、それって……！」
役員達「キャーッ！」

や、お嬢様なんだから、その辺は知ってなさいよ……。
つか、ラブシーンというほどのものでも……。

いつから使われているのかは知らないが、部活動に所属していない生徒のこと。
きっと活動内容は帰宅すること。
そう考えると、部活動の生徒も帰宅部兼任になってしまうのか。うーん……。
ともあれ、紫苑と瑞穂は帰宅部。
紫苑は、茶道部や華道部などに属していてもいいようなものだが、正式に所属はしていないようだ。

正月の振袖の着付けを、奏には楓が、瑞穂には紫苑が担当することになったのだが……。
瑞穂「あっ…痛っ……き、きついです……紫苑さん………んんっ………」
紫苑「だめ……さ、もっと………んっ……」
瑞穂「あぅ……ああっ……！」

何をしているのかね……。

イギリスの郷土料理で、意味は「腎臓のパイ」でまんま。
紫苑が気に入っていたが、猪の腎臓を使うので中々作れないというのが由佳里の話。
瑞穂かまりやか貴子なら、多分手に入る。今のうちにルートを作っておくのです、紫苑さん。

ついさっきまで泣いていたのがすぐ機嫌を取り戻して笑うと云うこと。
そんな切り替えが早いことを指すことわざだが、原典はなんだろう……少なくとも、成語林には載っていなかった。
基本的に幼児などに使う言葉だが、好意と多少の冷やかしの意味を込めて一般にも使うことがある。

瑞穂と友誼を結んだ美智子がして見せたもの。
それに対して瑞穂は、右手を胸に添えたままでお辞儀をした。

「の」が三つ連続してしまった……。
それはともかく、貴子や瑞穂は君枝のおかずとして利用されたのだが……。
想像の中でも瑞穂ちゃんは、君枝のアナルを攻めていた。
つーか、普通にアナル責め好きなんだろうか、瑞穂は。つーか、それを無意識に感じたんだろうか、君枝は……。

やたらと理論的なことを云って、貴子の気分を害すること。

貴子「わかりましたっ……先月同様、また舞台に上がって私に恥をかかせようと云うのですね！」
君枝「そ、そんなっ、会長……わ、私はただ……」

こんなこと、ずっと続けてきたんだろうなあ……。

緋紗子先生が時々生徒に渡す。ご褒美的な扱いだろうか？
種類は薄荷（はっか）。
奇妙な当て字が気になるが、単に荷物として運びやすかったから……というだけなようだ。

一子の事件の話を聞いた瑞穂が部屋に戻ると、襲われるもの。
そのまま床で寝てしまい、風邪をひくのだが……これ、結局、一子の所為なんだろうか？

フレスコとは、まず漆喰を塗り、その上に粉の顔料で､絵を描く方法。失敗すると、漆喰をはぎ落とすところからやり直すしかないが、成功すると顔料が内部に閉じこめられるため、美しさを長期間保存することが出来る。

瑞穂が紫苑にロザリオをかけるとこんな感じになるらしい。
ＣＧが無いのがなんとも残念……といか、美術部あたりに絵にしてもらえば……。

由佳里の友人で、ダンスパーティーでは男役を務めた。

瑞穂が男である事を知る数少ない人物ではあるが……結局、出てこなかったな。

まりやが瑞穂に渡したものだが、すぐに紫苑に渡る事になる。
形は兎も角、この手の消しゴムは綺麗に消えてくれないので、実用性には問題がある。

これは単発イベントだと思っていたのだけど、紫苑シナリオ終盤につながる。
まさか、そう繋げてくるとは……キリン消しゴムのＣＧを見ただけで何かがこみ上げてきてしまった。

奏を苛めてる３人を諭し、校舎に戻した所でぷつりと切れる。

瑞穂「……………はぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」
僕は彼女たちが廊下の奥へ消えるのを見送って緊張の糸が切れると、ついその場にへたり込んだ。
奏「おっ、お姉さまっ……？！」
瑞穂「もう、心臓に悪いわね、こういうのって……」
僕は奏ちゃんにだけ見えるように、小さく舌を出した。

もう、格好良いやら、可愛いやら……。

女子寮の中、しかも一子の目があることもあって、瑞穂はこんな苦しみを味わう。
ある程度溜まってしまうと、夢精などで放出してしまうと思われるが……その辺、瑞穂は平気だったのだろうか？

普通なら、腰に手を充てて一気飲みなのだが……。

一子「あははっ、はいっ！ あ、でもお姉さまだとちょっとイメージが……こう、顔を少し傾けて、小指で髪をかき上げながら…って云うのはどうですか？！」

一子、ナイスアイディア！！
……。
ＣＧ無いけどな。

この場合の意味としては、「色の濃い部分」という感じ。目の下に隈が……といったら、色が濃くなっているということ。
まりやの指摘で、瑞穂は隈ができていることを知った……というか、隈というものそのものを知らなかったようだ。

疲労や睡眠不足で血流が悪くなると発生する（解説：御門まりや）

目の下は、血管が表面に近づいているため、血液の色の変化が分かりやすく、まず「隈」となってみえる。健康な場合はちゃんと寝れば回復する。
瑞穂ちゃんは、とっとと寝て回復させよう。

恵泉の生徒がそんな言葉遣いをしてはいけません（ｗ

Ｂクラスの内輪でそんなものを開催しようとしているらしい。
結束力の強いクラスのようだ。

よく分からないが、きっとケーキ屋。
ケーキが食べたいと云った瑞穂の声をうけて、瑞穂、由佳里、奏の３人で買いに行った。

エロゲに出現率の多いスキルではある。
まあ、その理由まで語っているところはまず無いが、

パーティーなどに出張し、料理の提供などをするサービス。
瑞穂をして、本格的と云わせるのだからそれなりのものが来ているのだろう。さすがお嬢様学校。

明治十九年に創設された由緒ある女学院。日本の近代化にあわせ、女性にもふさわしい教養を学ぶ場が必要だ、という理念に基づいて創立される。
英国のパブリックスクールを原型として、基督,キリスト教的なシステムを取り入れた教育様式は現在まで連綿と受け継がれている、いわゆる『お嬢さま学校』。
戦後再建時に幼稚園から女子大学院までの一貫教育施設となるが、その基本的なスタイルは現在も変わらない。
モットーは慈悲と寛容。年間行事には奉仕活動や基督教礼拝など、宗教色も色濃い。それに加えて日本的な礼節・情緒教育も行われているため、普通の義務教育機関とはいささか趣が異なる点が多い。
生徒の自主性を尊重するため服装規定等校則もゆるいが、徹底した情操教育によるものか、生徒内自治がある程度効果を上げており、大幅な校則違反はほぼ見受けられることはない。それだけに、若干世間から隔絶した感もある。

こりゃ、項目というとり冒頭のテキストだ……ＯＴＬ
創立者は、瑞穂の祖父の二代前の先祖。
住所は、東京都浦和区桜台7-5-1

女の子しかいないので、当然女子寮。
レトロモダン調の設計だが、手入れや設備は良好なようで、住み心地は悪くないらしい。
暖房はセントラルヒーティングのようで、その辺からも西洋風を意識させる。
というか、寮に名前はついていないんだろうか、名前は。

瑞穂が水着を着る決心か、人を捨てる決心。
悟りの道は遠かったようだ。

被告人等が不在のまま進められる裁判。反論などが一切出来ない為、極めて不利。

上履きや外履きをしまっておくスペース。ヴァレンタインの時に、ここに入れられると不衛生ではと思った瑞穂達は貴子にかけあい、非公式ではあるが、生徒会から、机起きや手渡しを推奨するように連絡して貰った。

圭「さ、これで当日まで悲喜こもごも様々なドラマが楽しめるって云うわけね……楽しみだわ……」
瑞穂「ま、まさかそんなところまで視野に入れて提言しに行ったんじゃないでしょうね……圭さん」
圭「当然、狙ってるわよ…決まってるじゃない」
…………あああ。なんだか悪の片棒を担いだ気も……。

圭、余裕があるから楽しんでるな……。

しかし、その努力もむなしく、当日は……。

瑞穂「こ……れは………」
下駄箱からチョコレートがはみ出している……
瑞穂「上履き……発掘しないと……」

という目に遭う。

奏「げ…原因から解決法までが東京から大阪くらいまであるのですよ……」
一子「むむ、失礼な！ そんなに遠くないです！ せいぜい東京から博多ですっ！」
瑞穂「一子ちゃん、遠くなってる、遠くなってるわ……」

お約束だな。
つか、瑞穂ちゃん。微妙に楽しそうだな……。

紫苑が瑞穂にしてきたかどうかを訊ねた。

紫苑「瑞穂さん、現国の予習をしてきましたか？」
瑞穂「えっ……あっ………」
今日は二十五日……ってことは僕まで回ってくるのか……。

瑞穂は二十八番なので、おそらく、25＞26＞27＞28と当てていく教師なのだろう。
普通最初を番号で指定して、その後は座席順に進めるのが多いような気がするのだが……。
それとも、いまだに座席は出席番号順なのだろうか？
……まてよ、その場合、翌日の２６日にも授業があった場合、26＞27＞28と当たっていくことになり、この辺の方々は連続であたることになる。
先生、その当て方には問題がありませんか？

寮での飲み物はもっぱら紅茶で、あまりコーヒーが出てくることはないが、ダンスパーティーの前にはコーヒーが出てくる。

由佳里「いえ、お姉さまも今晩はダンスパーティーで出ずっぱりですから、紅茶でお手洗いが近くなったら困るだろうと思って……」
まりや「途中でお手洗いに行きたくなったら困るでしょ……コーヒーで良いかな」

ということだが、コーヒーにも勿論利尿作用は存在する。利尿作用を気にするなら、ルイボスティーなどにすれば問題なかったのでは無かろうか？

全く無関係な会話から情報の核心を引き出す話術（解説：十条紫苑）

瑞穂が弱いもの。
一子はまっすぐで純真なので、瑞穂にはまじめにお願いされると回避不可能なのだろう。
ちなみに、このときのお願いの内容は……。

一子「私せっかく幽霊になって…しかも男の方とご一緒に同衾などさせていただいているわけで……その、そんなきわどい体験もしてみたいんです………」

や、それはねえ……。

降誕祭とは、いわゆるクリスマスのことです。降誕祭当日は礼拝堂でのミサの後に体育館でダンスパーティーが行われるのがこの学院では恒例になっているのです（解説：十条紫苑）

恵泉では毎年開かれているらしい。自由参加で夕方四時三十分から。
瑞穂もいくつかのルートでは参加する。

エンカウント率の低い清涼飲料水。

実際にあるのか？　と思っていましたが、意外にも各社から出されている模様。ひょっとしたら地域差があるのかもしれない……。（cloverさんから情報提供）

紫苑と圭が昼食時の飲み物とした。
紫苑は淹れようとして、ソーダを沸騰させてしまい失敗した。
これは、お湯だしの紅茶からアイスティーを作る方法で出来ると思われる。
通常より濃い目に紅茶を作り（この場合、通常の様に熱湯を使うと渋みが強くなりすぎるので、少し冷まして９０℃くらいにして、時間を長くすることで濃い目にする方がいいかもしれない）、それを氷等でギンギンに冷やしたサイダーで割ると作ることが出来そう。
いや、それよりサイダーのペットボトルに直接茶葉をいれて水出しした方がうまく行くだろうか？　うまく気が抜けないようにしないといけなかったり、出した後の茶葉をどうやって回収するかの問題はあるが……。

……いま、頭の中で考えて見ただけなので、うまく行かなかったりしても責任とりませんので、あしからず。

華道部の部長。瑞穂が紫苑のロッカーにしまったものを取り出してきてくれた。
どうでもいいが、せっかく香原茅乃とフルネームがあるのに、この時の台詞の名前は、「部長」
……ちゃんと、名前使って上げましょうよ……。

まりや他２名の下着試着会に登場してしまった瑞穂は、興奮を静める為に九九の暗唱をおこなった。
や、あなた頭がいいんですから、せめて円周率あたりにしませんか？　それか般若心経とか……。や、キリスト教だと、聖書の一節か？

奏に数学を教えて、総復習が出来た瑞穂は、人に教えるというのが効率の良い不法なのでは？　と思った。
正解。
一人だとあいまいなままの部分も教える上でちゃんと確認できる。
もっとも、合わないときは合わないので、ここは瑞穂と奏の秀才コンビのペースがあっていたからということにしておこう。

エルダーは毎年学院中からチョコレートを貰うのでクラス全員で分けるという習慣が出来た。その代わり、クラス全員は開封しながら名簿を作り、エルダーからのお礼状を配達して回る義務を負う（解説：十条紫苑）

との事だが、この行事が行われるのは、まりやルートと由佳里ルートのみ。
他のルートの場合、チョコの命運はどうなるのだろうか……うーん……。

家の無い奏は、寮を指してここが家だと云った。

……のだが、奏は孤児院の院長に「養女」として引き取ってもらったわけで。養女して引き取ってもらったからには、旦那さんも居たことになる（日本の法律上）
院長が無くなったとしても、他の家族も居るだろうし、「家が無い」という状態にはなりえないと思うのだが……。
それとも院長以外には全て奏に辛い人たちなのだろうか？

由佳里も瑞穂も守りきることが出来なかったまりやが決心したこと。

まりや「由佳里……瑞穂ちゃんのことについては他言無用よ。いい？」
まりや「あたしは、遺言執行のお目付役として、瑞穂ちゃんの社会的な立場を守ってあげなくちゃいけないの……それで由佳里と瑞穂ちゃん、二人から嫌われたとしてもね」

まりやも、出来るだけのことを守る為に、最低限以外のことを切り捨てる決心をした。

人と会うたびに拗ねる貴子に対して瑞穂が云った言葉。
一瞬、「うん……」と納得しかけてしまうが、「女生徒」という所に頷いてしまっていいのだろうか……。
ちょっと悩む余地が。

まりやに本格女装をしてもらった自分を見たときの瑞穂の声。

しかも、その女の子の顔が僕の動くとおりに反応する……更に困ったことには、その顔がすごく可愛いのだ。なんというか、変な気分だった。

気持ちはわかる気もするが、瑞穂ちゃんが変な趣味に走らないでよかった。

何かに悩み続けている紫苑。だが、その悩みの原因をしらない瑞穂には、答えのない問題になっていた。

それに対する紫苑の答えは、
「好きでもない人の元へ嫁ぐ事は望んでいないが他に十条家を救う方法がない」

瑞穂の数少ない口癖の一つ。ちょっと可愛い。

好き：奏
嫌い：由佳里、貴子

という所か……。瑞穂はいまいち分からない。

奏はチョコの作り方を由佳里に教わろうとして……。

女生徒「ねえねえ由佳里さん、お願い！ チョコレートの作り方教えてっ！」
由佳里「えっ…あ、うーん、実はみんなにお願いされてて、どうしようって思ってるんだけど……」
女生徒「あっ、じゃあ家政科室でみんなに教えるって云うのはどう？」
由佳里「あ、そうだね、それならいいかも」

人気絶頂の為、断念した。
や、家政科室なんで一緒に教えてもらえばよかっただけじゃないかなあ？　１０人に教えるのも、１１人に教えるのも一度になら変わらんと思うぞ。

劣等感ととってしまうのは誤用で、本来の意味は、「意識下に抑圧された感情」って感じなる様だ。
劣等コンプレックスを略して、コンプレックスにしてしまったのだろう。
素で勉強になってしまった。

まりや「ちょぉっと、人がたま〜に真面目な話してるんだから、変な注釈出さないでよ！」

や、注釈に突っ込むな。

す、すみません……。

突っ込まれて謝るな。

瑞穂に抱きすくめられ、ジュリエットの科白を読み上げると、ロミオの声色で私に甘く答えてくれる、という状態。
確かに瑞穂ファンの人間からすると卒倒物の状態かもしれん。

咄嗟の機転で、ロミオとジュリエットの劇のトラブルによる被害を最小に食いとどめた瑞穂だが、教室に帰ってきてから落ち込む。
なんていうか、テンションが下がるとだめになる人だなあ……。

瑞穂「や、やっぱり、怒ってるんじゃ……」
あああああぁぁぁぁぁぁ……僕はなんて事を………。

更に連続で落ち込む。

紫苑「あんまり鈍感なのも、いけないと思いますわよ？ ふふふっ……」

紫苑さま。ひとり、楽しそうですね（ｗ