また、更新期間が開いてしまった。 ま、そんな事はどうでも良いが、塩素の話。 私はどうも、鼻がきくらしく、塩素の臭いなんかにもかなり敏感である。水道水はもう15,6年ほど前から浄水器を使っているので、塩素の臭いに悩むことはないが、気になるのが浴槽の塩素の臭い。 勿論、入浴剤は使っているので、別段塩素の臭いに苦しみながら入浴しているということは無いのだが、基本的に臭いを誤魔化しているだけ……という気がしなくもない。 まあ、そんなに身体に悪い物でもないし、却って身体についた雑菌を取ってくれるかもしれないという心強さすら感じるのだが、気になる物は仕方がない。 しかし、水道の蛇口があるタイプならどうにでもなるのだが、我が家の浴槽は直接、1つ穴の風呂釜からあゆが出てくるタイプなので……と思っていたのだが、そんな家の風呂でも塩素を除去できる物を見つけました。 この怪しい物がそれ。蛇口などにつけるタイプではなく、浴槽にぷかぷかと浮かべるというのだ。明らかに、活性炭や中空糸というタイプではない。 一体、どうやって、塩素を消すのかと説明を読んでみると、どうやら、この白いのはビタミンCで、これを塩素を反応させることにより、酸化ビタミンCや塩化ナトリウム(つまり、食塩)にしてしまうというのだ。うーん、ほんまかいな。 というわけで、早速試してみたいと思います。
使う前に、普通に風呂の湯に塩素が入っているか試してみる。まだ、試薬を入れていないので、当然透明なお湯。
試薬は、買った製品にもついていたが、(別にその試薬を疑う訳ではないのだが)普段から使っている、オルトトリジンを使ってみる。これは、塩素と反応して黄色くなる試薬である。(ちなみに、今ではあまり一般的な試薬ではないらしい) さっそく、風呂の湯に使ってみると……。
黄色を通り越して、茶色に変色する。どうやら塩素満点のお湯になっている模様。 では、今回の物を使ってみよう。
クラゲを思わせるようにプカプカと浮かぶ。 一応、ビタミンCが出ているらしいのだが、無色であるため、本当に出ているのかわからない。せめて、なんか出てるかどうか分かるようにして貰いたいのだが……首を傾げつつも、臭いを嗅いでみると……消えたような気がするが、鼻が塩素の臭いに慣れてきただけもしれない。 規定通りの3分後に装置を取り出しビーカーにお湯を巣くい、先ほどと同じように、オルトトリジンを入れてみる……。
おお! 黄色く変化しない!! ちなみに、防水になっていないデジカメを風呂場で使うこわさから、ピンボケになっているが、その辺は勘弁。でも、黄色くなっていないことは分かるはず。 どうやら、本当にビタミンCで塩素は消えるようだ。納得したところで、こいつはしばらく使ってみることにしよう……。
ん? まてよ。 ビタミンCで、塩素が消えるなら普通の食品でも消えるんじゃないか? 気になってしまったので、追試です。まず、さっきと同じようにビーカーに水道水を入れて、オルトトリジンをいれる。
やっぱり、茶色に染まる。なんか、これだけで非常に不健康な気がしてしまう。さてここに入れるのは……。
やっぱ、レモン水。さて、消えるのか……。 おお! 消えた!! 反応はどちらかというと鈍めで、「あれ? 変わらないかな?」と思うと、すっと変わるという反応をみせた、ガラス棒かなにかで、かき混ぜながらレモン水を注げば良かったかもしれない。
……これで、終わりか。いまいち、盛り上がらないな。 |