第2巻 風の章(※1) 留見・瑞佳
OPは、一巻と同じ で、本編スタート。出だしは同じく、幼い頃の長森との邂逅から。そこで、恐らく”みさおの死亡シーン(※2)”が描かれている。しかも、その場に幼い頃の長森がいた。しかし、そのシーンに学生Verの長森も出ている……もしかして、これは「みずか」なんじゃないかとの、推測が立つ。まあ、まだそうぞうですね。
で、列車………というより、「○○渓谷鉄道」のノリ………そこにななぴー登場……お客さんななぴーひとりだ。で、そこで長森(※3)も登場。
で、お得意の時間経過の省略で、プールサイド(※4)にいる七瀬に長森が話しかけるシーン。
「はぁ」
「どうしたの? 留見ちゃん」
「あ……瑞佳ちゃん!」
ぐあ、キャラ同士の呼び名(※5)まで変わってる!!
その後も、違和感バリバリの会話(※6)が続く……ああ、この違和感……。
その語の内容はなかなか複雑な様子で、ちょっと掴みにくい。相変わらず、謎ばかり、という感じ。
で、何故か出てきた男と連れだって歩いていく七瀬。その後の長森とシュンの会話(※7)からすると、既に浩平は消えているようなのだが……。やはり、その後の七瀬との会話の具合から察すると(※8)やはり、浩平のようだ。七瀬との会話も妙にちぐはぐで……1年ほど消えかかっているのか?
その後は、いろんなシーンが錯綜して、訳分かりません。浩平が消えかかってたり、長森の前で消えて、七瀬の前でもう一度消えて。やっぱり七瀬は浩平のことを忘れて……。
……って、二度消えるな浩平!!
そんな感じで、完璧に訳が分からなくなったところでEND。ちなみに、ENDでかかったのは。長森のテーマソングである「このままがいいよ-tribute to mizuka nagamori」ではなく、七瀬の「impurity-tribute to rumi nanase」でした。いや、どうでもいいんだけど。
さて、そんな所で、今回分かったことをまとめると……。
1)みさおは、やはり浩平が小さい頃に他界している。
2)でも、(1)の時には既に長森と出会っていた?
3)七瀬はやはり転校してくる
4)その時と同時に、浩平が長森の前から消える(?)
5)七瀬がONE〜輝く季節へ〜と同じようなイジメにあうが、浩平と長森によって助けられる。
6)七瀬の浩平に対する記憶が曖昧になる。長森は逆に浩平のことを覚えている。
7)浩平、今度は七瀬の隣で消える(?)
8)ほおずきが水面に浮かぶシーンが多用されているが………??
だーっ、訳分からん!!!
一巻も訳が分からなかったが、今回はそれ以上。大体、時間軸が細かく変わりすぎなのだ。それでいて、説明もクソもないのだがら、完全に置いてけぼりにされます。あー、どういうこっちゃ!!!
で、言うまでもありませんが、キャラは完全に違っています。
話し方、呼び名から、なにからすっぽりさっぱり違います。
ご注意を……。
HPの情報では3巻あたりから、謎を明かしていくようなので、それに、ちょっとだけ期待します。
※1 個人的には「風の章」というか、風というとみさき先輩のイメージがあるのだが……。みさき先輩は澪とまとめて、雪の章。
※2 ONE〜輝く季節へ〜では屈指の痛い&悲しいシーン。私は、初めてONE〜輝く季節へ〜をプレイした後から、一ヶ月ほどはこのシーンが見れずにスキップしていた。いまでは、ちゃんとみさおの事を想いながらプレイ出来る。
※3 この時「KM」と掘られたバイオリンケースを所持している。イニシャルかとも思えるのだが、長森のイニシャルでは当然ない。浩平でもない。該当するのは「上月澪」なのだが、今回、影も形も出てこない澪が出てくるのはあまりに不自然。大体、彼女は演劇部だ。かなりの謎。
(追記 01/11/25)
by Vol. さんからの掲示板へのカキコで「KM」は、浩平のKと瑞佳のMを取ったものではないか、という考えになりました。たしかに、それだと話とぴったり合うんですが……、ONEの本編だったら、バイオリンを捨てていそうなシチュエーションです。
※4 学校のプール。屋外プールだったので、ちょっと安心。ちなみに、シンプルなスク水だが妙な違和感が……着ている方の問題か。
※5 言うまでもないと思うが、長森が七瀬を呼ぶときは「七瀬さん」で、七瀬が長森を呼ぶときは「瑞佳」である。
※6 この会話で冒頭のシーンから、1年が経過していることが分かる。……相変わらず、なんの説明もなく省略してくれる。そりゃそうと、冷やしのキムチラーメンって……。
※7 軽音部室にて。ちなみに、ONE〜輝く季節へ〜で軽音部に所属していたのは、浩平とシュン。長森が音大を目指しているというのは、小説版の設定です。
※8 やはり、七瀬はかつて剣道部で、乙女希望で、転校後に「椅子に画鋲を置かれたり」「黒板に悪戯書きをされたり」されたらしい。変なところだけオリジナルと同じ。ところで、浩平が七瀬の事を「留見さん」と呼んでいる。これも間違い。本編では勿論「七瀬」である。