タイトル 未来は僕らの手のなかに
メーカー Shape Shifter
ゲーム種別 18禁 ゲームジャンル ADV
ゲーム性 やや低い シナリオ区分 ほのぼの
シナリオ評価 B キャラクター評価 B+
グラフィック評価 C(HCG率:26%) システム評価 B
魅力 B 総合評価 B+
コメント  えー、学園ドタバタものです。どこの学校でもあるような七不思
議の話しをベースに、主人公のまわりがドタバタと動いていくとい
う、どっちかというとゲームよりアニメなんかにありがちな話です
ね。
 シナリオ。正直言って、最初はシナリオのテンポにのれずに結構、
苦痛気味でした。ですが、徐々にテンポが変って来たのか、私が適
応したのか、結構馴染んできました。ま、基本的にイベントがあっ
て、それに対応していくって形ですけど、終盤はシリアスっぽい展
開が待っているのは、ここ最近のお約束。しかし、ちょっとテンポ
に違和感を感じるので、うまくこの話にのれるかどうかが、ゲーム
を楽しめるかどうかの分かれ目。
 キャラは、比較的、よく出来ています。一卵性の双子(性格・言
動・姿格好そっくり)に、男嫌いのクラスメイトに、天然ボケの上
級生…。まあ、無難な取り揃えですね。サブキャラクラスも、結構、
生き生きとしていて(この表現は不適切かも(笑))○です。
 CGは対照的にいまいち。立ち絵と一枚絵の差が大きいのが致命
的ですね。立ち絵はそれほどパターンが無いし、一枚絵も印象に残
るほどのものはあまり無し。
 ゲームとしてはらくらくにクリアできるレベル。ごくごく一部に
プレイヤー泣かせの選択肢も有るが、ほとんどはちょっとでもゲー
ムをやった人なら楽勝の部類。学校をうろつく場面も有るが、ヒロ
インの場所は最初から最後まで固定のため悩む心配無し。そのほか
のシステムにも文句は無いが、強制スキップのみなので、既読スキ
ップが欲しかったところ。
 のんびり、かつドタバタした学園ものが好きな人にはお勧めでき
る作品。ただ、シナリオの深みにはかけるのでそう言うのを求めて
る人にはお勧めできません。

戻る