さて、機能も質もわかった。これで、性能としては把握できたのだが、やはりこの手の機械をいじったときは、バラしてみないと面白くない。真似しない方がいいと思われます。真似した場合、保証を受けられなくなったりして、デメリットしか無いはず。それでもやりたい時は、自己責任で。
バラしました(w 内部は、電源ユニットとDVDドライブに、メイン基盤で、それぞれ見慣れた電源ケーブルとIDEケーブルで繋がっていて、極めてシンプル。これで、どうしてあんなノイズが入るかなあ……。ちょっと音質をみててコンデンサーが不安だったんですが、液漏れや膨らみは無し。もっとも、悪条件下でつかったら、すぐにそうなりそうな気もするが……。基盤のチップは、ずっと触っていられないくらい熱くなっている、夏場はちょっと不安。ちっこいヒートシンクみたいの売ってないかなあ……。
これがDVDドライブ。いろんなところが丸裸で赤裸々に大公開です。PC用のドライブに見慣れている所為か、なんとなく不安を感じる作りです。AV機器のドライブってこんな作りなのかなあ。 それから、このドライブは下部にLEDが付いていて、稼働中は……。
こんな風に光りますが、もちろんこんな所のLEDなんて、通常じゃ絶対に見えません。一体、だれが何の目的で付けたんでしょう……是非、一度話をお伺いしてみたい物です。 さて、このDVDドライブ、PCに差すと当たり前のようにDVDドライブとして認識され、当たり前のようにDISKを読み込んでくれます。ちょっと情報を見てみると……。
こんな感じ。DV9951AEってのはどんな業者だよとかいうのはありますが、まあ、普通に読めるみたいです。ちなみに、アナログ&デジタルのオーディオケーブルが着いていましたが、基盤とはIDEでしか繋がっていませんでした、CDの読み込みはデータとして読み込んでいる模様。そうすると、CCCDなんかは、うまく再生出来ないんじゃないかと、おもってしまいますが、CCCDは持っていないため確認出来ず。 さて、付属のドライブがPCにささったところで、今度は逆をやってみます。
いろいろと問題がある図ではありますが、とりあえず普通に再生されます。スリムタイプのDVDドライブなどを用意すれば、ちゃんとふたも閉まるでしょう。いかにも、不安な付属DVDドライブですが、いざとなれば買い換えてしまえば……。あー買い蹴る値段で、もう一台買えるかも。 さて……IDEというと、も一つよく使うのがありますよね?
繋いでみました。(真似しないでください、壊れてもいいHDDで遊んでいます) 当然ですが、動きません! 虚しく力無く、カコカコという音が聞こえるばかりでした。
という感じで、とりあえずのレビューは終わりです。画質や音質には劣るし、DVDの再生機能自体にも疑問で、操作性にも難がある……と、やはりそこは値段相応だと言えそうです。DVDプレイヤーを初めて買うという人にはやっぱり勧められないかも知れません。 まあ、音質や画質と言っても、気にしない人は気にしないでしょうし(私もSD-5000との比較がなければ気にならなかったかも)、DVD-PGなんてプレイしない! って人も居るでしょう。そんな場合はメインで使ってもいいかも知れません。そんなに致命的にダメという画質や音声ではないので。 しかし、この値段でDivXが再生できるというのは、非常に面白いです。今のDVD Video企画では、保存用の画質と考えると画質1枚に2時間程度しか入りませんが、DivXなら10時間程度はります。個人的には1クールは1枚に納めたいと思っているので、これは大きいです。 私は、後々、値段の面でも質の面でも満足出来るプレーヤーが出てくるまでの、繋ぎとして、使おうかと思います。 というか、いいオモチャですね(w
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